公務員について。 公務員で、地方上級と市役所って同じ地方公務員ですが何が違うんですか？ 私は市役所に就職した…

Question

公務員について。

公務員で、地方上級と市役所って同じ地方公務員ですが何が違うんですか？

私は市役所に就職したいです。(大卒)

余計な(例えば地方上級とか特別区？とかよく分からない)ものは一切目ざさず、とにかく市役所で市民課などで働きたいです。

市役所、地方上級、特別区…などの違いは何か教えてください。

Answer 1

・地方上級
地方公共団体の採用試験の内、大卒程度を対象として試験です。ほかに、中級(短大卒程度)、初級(高卒程度)もあります。

・市役所
地方公共団体の内、市の役所です。
地方公共団体には、他に都道府県や区町村などがあります。都道府県の場合は○○庁、町村の場合は〇〇役場という名称になります。

市の職員になりたければ、就職を希望している市のHPで採用試験案内を確認し、応募し、試験を受け、合格し、採用されればなれます。
試験内容は自治体や職種、区分によって変わります。試験問題の難易度は、政令指定都市＞一般市、上級＞初級です。稀に上級・初級などの区分を撤廃しているところもありますし、試験の一部を他の地方公共団体とシェアしているところもあります。
詳しくは、各市のHPをご確認ください。

なお、配属先がどこになるのかは選べません。採用はあくまでも市の職員としての採用ですので、配属先が(物理的な)市役所内とも限りません。
仮に希望の課に配属になっても、数年で異動です。

Answer 2

地方上級は県や政令指定都市(50万人以上の大都市)で働く試験です
県全体や国の指示を請け負うので試験も難しく、教養(国社数理英)＋専門(法律)の試験になります
ここでは大まかな教科で言いましたが、法律も十数の法律に分かれ難解で独学でも専門校でも2年近く勉強する必要があります
市役所よりも給料が高く、業務も幅広くあります
筆記試験があり、それに通ると一次面接、通ると二次面接…というふうになります

市役所試験は市町村の役所で働く試験です
こちらは各市町村の役所で働くので、試験は比較的簡単です
国社数理英の教科＋面接になります
筆記と面接が同じ日にあることが多いですが、これは市町村によって変わるので筆記で通ったら面接という事もあります
また、市町村によって試験が変わるので法律の試験がある所もあります
問題の難しさも市町村ごとに変わります
本屋で過去問を買ってしましょう
ただ、市の過去問はあっても町村は過去問がない場合もあります
その場合県の大原簿記専門学校等の土日にある無料テストでたまにある程度です
(大原は市町村や国家試験等の全ての試験問題を残す＋問題回収の場合は試験を受けた人に覚えている問題を書いてもらい傾向が残っているので通っていると受かりやすいです)

市役所に就職をしたい場合は、まず本屋で過去問を買ってしましょう
国社理英は高校でやった物と物と変わりません
数学は数的推理と判断推理に分かれているのでその教科書を買いましょう
社会は世界史・日本史・地理で各1～2問ずつです、範囲が全てからなので最悪捨てても構いません
同じように理科も化学・物理に別れており全体から1～2問ずつです
大体の市役所試験は40～50問あるので範囲の広い物は捨てても構いません
国語・英語・数学は問題数がかなり多く十数問ずつです
必ず勉強をして下さい
もし本を読むのが好きなのであれば国語はしなくても良いでしょう
ただ四字熟語はたまに出ます
もし行きたい市に専門(法律)の試験があるのであれば最低でも2年は勉強しないと難しいと考えて下さい
もちろん1日中勉強をしたとしての話です
よっぽど頭が良い人でも1年～1年半は専門を覚えるのに時間がかかります

どの試験にもですが「初級」「中級」「上級」と分かれています
これは試験を受けられる年齢と卒業資格によって変わるだけです
初級は高卒以上
中級は専門～短大卒以上
上級は大学卒・大学院以上
という感じです
年齢は初級は高校を卒業して～歳までの人という感じです

ちなみに大学3年といった場合には大卒予定と高卒以上で受けられるので中級と上級が受けられます(初級は歳の方でアウト)
初任給が少し違う程度なので、大学に行きながら初級or中級を受けて通ったから大学を辞めて勤める人も多くいます
大卒で受けても絶対に通るわけではなく初任給が違う程度なので自主退学をして行くわけです
試験の難易度も初級と上級では段違いなので通ったら行くほうが無難です

特別区は東京23区の事です
市町村と同じような業務をします
政令指定都市(大都市)と同じように人が多く経済が回るので設置されている公務員です
試験も難しく、教養(国社数理英)＋専門(法律)の試験になります

Answer 3

地方上級というのは、地方公務員（県庁、市役所、など）の大卒者向け採用試験を一括りにして言うときの言葉です。

市役所とか、特別区とかいうのは、採用元（受験者の側から言えば応募する先）のことで、市役所に就職したければ市役所の採用試験を、特別区（東京23区）で就職したければ特別区の採用試験を受験します。