解決済み
キムタク主演のGOOD LUCKについて航空会社に詳しい方に聞きたいです。 新米の20代のパイロットには、みんな敬語なのですか?ドラマ内では、チーフパーサーも整備の人も敬語でした。40代の整備の人などでも新米パイロットの方が地位が上なのですか?キムタクも一応敬語ですが、っすか?っしょ!などの崩した敬語です。実際の航空会社ではどうなのでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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航空法上は、機長と整備は対等、機長と客室乗務員では機長の方が立場が上です。 エアライン系の航空機では、「航空機の整備・改造は、航空機整備改造認定事業場が行い、耐空性基準に適合する ことを確認しなければ、航空の用に供してはならない。」と定められています。要約すると、整備士がサインを しなければ出発できないということになります。 一方で、「機長は航空機が運航に支障がないこと、運航に必要な準備が整っていることを確認しなければ、航空機 を出発させてはならない。」としており、機長は航空機の整備状況などを確認する義務があります。 つまりお互い納得しなければ出発できないので、対等です。最終的に飛行するかしないかは機長の判断によります。 また、「機長は航空機に乗り組んで業務を行う者を指揮監督する。」としており、飛行中は機長の立場が最も高いと言えます。 ここで副機長は、機長に事故がある時に機長に代われるだけで、権限は有していません。 実際は階級もないので、一般企業と同じではないでしょうか。他部署と仕事をするときはお互い尊重し合い、相手が年下であっても礼節は尽くすと思います。特に、自分の立場が上であるからと言って、年上の方に無礼を働く人は少ないかと。 責任者として振る舞うのが、地上では整備、飛行中は機長、客室ではチーフパーサーであるだけです。 しかし、日本はパイロット至上主義が抜けきっていないような所があるのも事実です。整備も、これから飛ぶ人に気持ちよく飛んでもらいたいので、下手に出ることも多いです。 一つ言えるのが、新人コーパイが横柄な態度であれば整備もイラつくでしょうし、まともな機長であれば怒られ ます。 余談ですが、機長は、地上の機長と言われる運航管理者(ディスパッチャー)の承認を得なければ出発してはならない。と定められており、地上ではディスパッチャーのほうが立場が上のはずですが、実際には逆転しているのが不思議なところです。 フライトプランは機長の承認も必要なので、そこで勘違いしているのでしょうか...
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