解決済み
型枠大工です。 梁底やスラブにサイコロやスペーサーがめり込むほど出ているのは、コンパネがかなり傷んでいるか、根太の間隔が広すぎるのが原因だと思います。 躯体業者以外には分からないと思いますが、ラーメンの梁配筋は落とし込み(梁の鉄筋を組んでから型枠の中に下ろす)が普通で、昔の鉄筋屋さんはジャッキなど無いので馬を飛ばして落として梁底を落としたなんてことがよくありましたが、今は見かけません。 同じスペーサー等が原因で、歪みが躯体側面に出た場合は、大工に非がないことのほうが多いです。 「サッシ開口のダキの部分はとんでもない波をうってます」は、ダキがついたサッシ開口部の型枠は、開口寸法の型枠の内側に盗みの型枠が一体になっている(ダキのない開口部より強度がある)はずなので、「とんでもない波をうってます」に普通なりません。もしかしたら、開口部にとったセパレータの締め過ぎかもしれません。 「階段なんかはボッコボコのコンクリートです。」表現がよく分かりませんが・・・ 職人でも上手下手は有るでしょうが、型枠は、何十トンもの鉄筋に耐え、何百トンものコンクリートに耐え形を造るのに、このよううな話ばかりで少し悲しくなりますね。
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