去年からB型作業所に通っています。

Question

去年からB型作業所に通っています。私の所は朝9:30に始まって夕方4時に終わります。
外での肉体労働です。
最近、定時で終わらない日が続いています。

原因は管理者が戻る時間を考慮しないで、
ここまでやろうと無理をするからです。
確かに、そうしないと次の日に少なからず影響が出ると思います。
でも、最近それが当たり前になってきています。
作業所の日の5時台に予定を入れていた日はそれすら狂います。
歯医者です。
(遠方なのですぐ戻れない、いつ作業が終わるか分からない)

最近、疲れが溜まってきたのと、私は作業所が終わった後や休みの日に趣味のハンドメイド作品をネットで売ってます。
最近始めました。
その売り上げが一般就労並みになってきました。ばらつきはありますが...

２０歳前障害による障害基礎年金ではないので所得制限はありませんし、まだ始めたばかりなので先は分かりません。
急に売れなくなるかもしれませんし。

1日500円の工賃...
周りは良い人ばかりです。
しかし、休んで(休みの日や休憩時間)出品していたら1日で数千円にはなります。

また、作業所は知的の方と精神の方がおられて私は精神(軽いです)なのですが、やはり知的と精神ってあわないのですかね？
特に移動中の車内の奇声にストレスを感じます。

作業中はどんだけ叫ぼうが外なので別に気になりませんし、私自身も体を動かすことで気持ちが安定しています。

単純に休みを増やせばいいのでしょうか？
自分勝手な質問で申し訳ないのですが、何かアドバイスいただけたら幸いです。

Answer 1

私も身体ですが一級障害者です。
就労支援に特化したＮＰＯ団地に所属しています。
別に参加しているだけで中心メンバーではないのですが、障害者雇用で働いている職場で総務・労務関係の仕事をしている為比較駅周囲の相談に乗る立場です。
質問者様と全く同じではありませんが、やや似た相談も何件か受けたことがごいます。

それにしてもハンドメイドの販売でそれだけの成功を収められるとは大したものです。
私の知る限りではちょっといません。
私はやりませんがネット販売に手を付ける障害者は結構います。
しかしほとんどが不用品の販売に毛の生えたもので、セトリに手を出して真っ赤っ赤なんて言うのも珍しくありません。
それだけ実社会で通用する経験を積まれている方なので少々お心に沿わないかもしれない事もはっきりと書かせていただきます。

元々質問者様は今の作業所にいる必要があるのかな？と内容を拝読して正直考えております。
そもそもＢ型は就労支援とは言っても実態は障害者の居場所作りです。
障害者が一日家にいるとご家族の負担は大変なものです。
働きにも出れません。
ですから昼間面倒をみる場所を提供しているのです。
実際に参加されればお判りでしょうが、やっていることもとても仕事と呼べる代物ではありません。
こういうことは障害を持つ当事者だから正直に言えることで、世間では遠慮して奥歯にものの挟まった言い方しかしません。

Ｂ型で働いておられる方にはとんでもなく低額の工賃しか支給されていません。
これは統計的にも間違いのない事実です。
しかし一人当たりに使われるお金は相当なものなのです。
施設の維持や職員の給料はただではありません。
賃貸なら家賃が、所有していれば減価償却がかかります。
それはみんな私達の納税から支払われています。

障害者のご家族にすべて負担をしわ寄せしてよい訳がありません。
社会的公正から申しましてＢ型のような制度は必要です。
しかし本来はどうしても必要な方のみが利用して戴きたいのが本音です。

障害者福祉の予算というのは大体毎年決まっているのです。
国で一兆、地方を合わせても二兆です。
増える見込みはまずありません。
役人は自分の所轄の仕事を増やして見せたいので、働いていない障害者には就労継続支援などは片端から利用を勧めます。
しかしみんながＢ型でいいわいわで障害者福祉を食いつぶされてはたまったものではありません。
もっと別の本当に必要は方への支援が届かなくなってしまうのです。

質問者様はハンドメイドの販売には生産の誇りがあります。
他人様のお金の御厄介にならずにご自身の力で稼いだお金です。
税金まみれのの作業所や私のように法律で一定数を会社へ押し付けている障害者雇用とは重みが違います。
これでご自身の存在の確認はＢ型での就労以上に確保されているでしょう。

また障害者も引きこもるのはあまり良いことではありません。（勿論ご病気の種別によりますが）
その部分はＮＰＯや支援団体とのつながりで埋めることが十分できます。

まして質問者様は作業所への通所で私生活へのご負担や精神的なストレスも皆無ではありません。
知的の方は精神障害を併発する事例が多いので精神の方と同じ環境、同じ制度になる事が多いのです。
しかしこれにストレスを感じる精神障害の方は割とたくさんいます。
度の種別にもオープンな障碍者施設に精神の方があまり顔を出さないのもそのあたりが一因かもしれません。

いずれにしても大切なご自身の人生です。
今作業所で得られているものは別の所で充分に埋められます。
自らの人生をより良きものにしていくのは自分勝手でも我儘でもありません。
誰でもすることです。
どのような結果をご選択になるにしろ、一度生活を棚卸して再検討してみるのも悪くないと思いますよ。