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アクティビスト(活動家)であることとジャーナリストであることは両立しますか?

アクティビスト(活動家)であることとジャーナリストであることは両立しますか?

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回答(1件)

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    興味深いテーマなのでどういう回答がくるか、待っていたのですが、いっこうに来ませんね。このまま時間切れになるのは惜しいので私なりの回答を書いてみますのでよろしく。 ジャーナリストとは、あらゆるメディアに報道用の記事や素材を提供する人のことです。なので、伝えようとする内容がある方向に偏っていたり歪められていたら困ります。 できるだけ客観的な視点で事実を掘り起こすことが必須の条件でしょうね。 一方、活動家は自分の信ずる思想に基づいて運動に従事する人をさします。 根底にあるのは自己の信念だけなので、客観性などは問われません。 というわけで「活動家」と「ジャーナリスト」は本来両立しないとするのが普通の見方だと考えます。 そもそもジャーナリストはどこかの報道機関に所属しているので、組織と一体化しており、あくまで個人的な運動である政治的社会的活動はやりにくいという面があります。 さて「活動家」と「ジャーナリスト」を両立させたという稀有な例もないことはありません。 元朝日新聞記者の松井 やより氏などがあてはまりますね。 朝日新聞社会部在職中、「従軍慰安婦強制連行」を取り上げた中心人物です。 朝日新聞を退職後の2000年「戦争と女性への暴力」日本ネットワークなどが自主開催した「模擬裁判」女性国際戦犯法廷で国際実行委員会共同代表の日本側主催者の代表となりました。 これは松井やより氏の活動家としての側面ですが、朝日新聞を退社しているものの本人はジャーナリストを自称していました。 朝日新聞の元論説委員長岡昇は、 慰安婦報道に関わっていた松井やよりについて 「彼女が退社後に軍政時代のインドネシアの取材のために現地を訪ねてきた時に情報や資料を用意したが、それらを見ずに彼女は自分の意見と主張を繰り返すだけだったので、彼女は新聞記者ではなく活動家であった」と述べています。 そして 「こういう人が朝日新聞の看板記者の一人だった」 「イデオロギーに囚われて、新聞記者としての職業倫理を踏み外した人たちが慰安婦問題の虚報と混乱をもたらしたのだ、と私は考えている」 と批判しています。 元毎日新聞記者の徳岡孝夫氏は、「松井やより記者は、従軍慰安婦の強制連行は事実であり、元凶は昭和天皇だと信じて疑わなかった。朝日新聞は彼女に好きなように書かせ、社の説とした」と述べている。 以上、「活動家」と「ジャーナリスト」とのあり方を考えるうえでできるだけわかりやすい例を提示しました。 質問に対する的確な回答になっていないかもしれませんがそこはご容赦を・・・

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