解決済み
私は、救急救命士になりたいと思っています。 ただ今年27歳になるので、これから専門学校に通い、救命士として働くには年齢的に無理なものでしょうか? ぜひ皆さんの意見を聞かせていただけたらと思います。よろしくお願いします。
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現役救命士です。 専門学校は27歳でも行けると思いますが、卒業して救命士国家試験の資格を得る頃にはおそらく30歳を超えてしまいます。 各消防によって多少異なりますが、おそらく27~29歳までが採用年齢制限になると思います。 中には救命士枠で30歳を超えても採用する消防もありますが、少ないと思います。 救命士は専門学校や大学で受験資格を得て、 救命士国家試験に合格しても、消防に入らないと活用できない資格です。 救命士は現在3万人以上登録されていますが、その中で実際に消防で働いているのは17000人ほどです。 約半分しかいません。 救命士になる方法は、専門学校や大学に行く以外にも、消防の研修所に行く方法があります。 ですので、まずは消防試験を受けて、先に消防士になってはいかがでしょうか? 自分も27歳で消防に入り、その後消防の研修所で救命士になりました。 消防に入ってからの救命士になるプロセスは・・・ ①消防に就職後、最初の研修があります。初任教育課程といって消防学校へ半年ほど行きます。 ②何年かすると、一般救急隊員として、救急車に乗る為に、救急課程に行きます(2~3ヶ月ほど) ③一般救急隊員として、5年以上もしくは2000時間以上の救急活動をすると、救命士の研修所への入校資格が得られます ④救命士研修所への入校希望を所属の消防に出します。署内選考があり、それが通れば、救命士の研修所に入校できます ⑤救命士の研修所で7ヶ月間研修 ⑥救命士国家試験を受験(年に1度しかありません。) ⑦合格後、病院研修実施する(3ヶ月~6ヶ月ほど) ⑧救命士として現場デビュー 毎年研修所に入れる人数は決まっていますので、所属の消防から毎年誰か研修所へ行けるとは限りませんし、 選考でたくさん希望者がいる場合もありますので、選考で選ばれないかもしれません。 消防に入ったからといって必ず救命士の研修所に行けるとは限りませんが、頑張ればチャンスはあります。 【地方公務員試験(消防採用試験)について】 ・一般的に各市町村,若しくは県単位でおこなわれます ・消防士については,地方公務員試験のほかに,論文・面接・体力試験があります ・体力試験の内容は,各市町村よって若干の違いはあります。 一般的には腕立て伏せ,腹筋,懸垂,スクワット,持久走,握力測定,背筋測定などです。 ある程度の最低基準はありますが,募集人数がありますので,受験者にたくさん体力試験の成績が良い人がいると, 最低基準を満たしたからといって,合格できない場合もあります。 ですから何回できたから,何分で走ったから合格っていう明確な基準はありません。 ・採用倍率は、5~30倍程度です。(自分のときは10倍でした。3名募集に30名の受験者) 【救急救命士の国家試験の試験について】 ・試験問題数は200問(午前127問,午後73問) ・試験内容は救急救命士標準テキストに準じています(解剖生理学,救急医学概論,社会保障,病態生理学などです) ・回答方法は,マークシート記入式。 ・5拓式の問題です。 ・中には複拓式(1問の中に答えが2つある)もあります。 ・200問の内,30問位は必須問題があって,80%以上の解答が出来ないと,そのほかの問題がどんなに出来ても合格できない爆弾問題が隠れています。 ・試験時間は午前と午後をあわせて約5時間です ・試験会場は全国で5箇所ほど ・年一回の実施です(3月末) ・今年3月の救命士国家試験の合格率は約80%でした
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