債権回収会社から差押の強制執行予告書というのが届いている知り合いの話を聞いたのですが、これを無視すれば必ず差押はされるも…

Question

債権回収会社から差押の強制執行予告書というのが届いている知り合いの話を聞いたのですが、これを無視すれば必ず差押はされるものなんでしょうか？
（元金20万ほど利息込みで現在30万ほどとのことです。）

その人は、預金もなく、財産と呼べるものもないので例え、口座番号を調べられ差押されても債権回収会社はお金を回収できないで終わるんですか？

債権回収会社が給料差押えのために、その人（債務者）の職場を調べる方法などはあるんでしょうか？
住所は役所に手続きすれば過去5年遡ってる調べることは可能だというのはわかってますが、職場はどうでしょうか？

Answer 1

給料差し押さえはカードローンなどでしたら契約書に勤務先を書いておりますし、在籍確認をしてからキャッシング枠付きクレカなど発行しているはずですので、実際にはそれだけで充分あり得ます。会社の連絡先も聞いていなければ在籍確認出来ませんからね。

まず信販会社などが「会社に給料差し押さえの連絡をします」などの予告をし、会社と相談してから最低限生活出来るだけのお金を残した上で差し押さえます。毎月給料日ごとに会社に連絡なり訪問なりするので、会社によっては借金がある事が発覚すると自主退職して欲しいというお話をされる場合もあります。

財産の差し押さえは裁判所を通します。これは給料や収入が何もない時の手段ですね。個人の財産がなければ裁判所からまず出頭通知が封書で届き、それに応じなければ強制執行のお知らせが同じく封書で届きます。メールや葉書などで届く事はまずなく、必ず封書で郵便記録が残る方法で送られて来ます。

収入確認・会社への在籍確認をしなければ、どなたか保証人を立てなければ金貸しは貸してくれないはず。ご本人が支払い不可の場合は保証人に請求されます。保証人に請求される場合は一括返済でなければ受け付けない場合もありますので、消費者金融などの場合は約款をよく読んでおいた方が良いでしょうね。