将来、CAとして働きたいと考えている高校生です。私は外資系エアラインに興味がありシンガポール航空のCAになりたいと考えて…

Question

将来、CAとして働きたいと考えている高校生です。私は外資系エアラインに興味がありシンガポール航空のCAになりたいと考えています。語学力や容姿、雰囲気、ホスピタリティが必要とゆうのは知っているのですが、どこの大学を卒業したかというのは関係ありますか？またSQのCAになるために大学では何かしておいた方が良いことなどはありますか？すみませんが答えてくださるとありがたいです

Answer 1

航空会社の学歴の比率は、４年制大学卒4割、短大4割、専門学校卒2割くらいでしょうか。
４大や短大はエアラインに就職するための学校ではありません。
実力があればどんな会社でも職種でも採用してもらえます。

エアライン専門学校はエアラインに就職したい人が行く学校です。
エアラインの採用試験に不合格になり、仕方なく期間をつぶすのにエアライン専門の学歴を下げて一般企業に応募したら、「こいつの夢はエアラインだから、採用してもエアラインの面接に行って受かればすぐにうちを辞める！レッテル」を貼られ、採用されないでしょうね。

エアライン専門学校はコネや人脈を使ってフルに航空会社にアプローチしてくれます。でないと学校が潰れるからです。
4大や短大はそんなことしてくれません。
ここで、エアライン専門学校に行くとエアラインに受かりやすいと言う都市伝説が生まれます。（この都市伝説すら、エアライン専門学校が流した、生き残りのための都市伝説です。）

エアラインのＯＧなどがエアラインの専門学校の講師などに採用してもらえるのは、このコネを活用したいからです。
しかし、近年はコネで受かるほどコンプライアンスの緩いエアラインは韓国系中国系など限られています。しかも、相当強いコネでなければ全く相手にしてくれません。

日系、欧米系などは強いコネがあっても、コンプライアンスに引っかかるのでまず無理です。
自ら危険を顧みず、難しいコネ入社に手を貸してくれるバカな人は現在ではほとんどいないと思います。

日系の大手は、内部でも学歴優先の傾向はあるとよく聞きますが、外資も含めて多くの航空会社は、最初に記載したような割合で採用されているような印象を受けます。これは応募総数の関係がありそこから採用される比率が出てきているのだと思うので、学歴による採用率の左右は、頭を悩ますほど大きなものではないと思います。

ＣＡもＧＳも当然入社してから色んな研修があります。
専門でそれを多少知っていたからと言って、何かのプログラムが免除になるわけでもなく自己満足以外何の優越感にも浸れません。

警察官になるのには試験に受かった後、警察学校で勉強しなくてはいけません。法学部を出ても免除になるわけではありません。

会社に入れば、大学卒によって派閥があるようなことも聞いたりしますが、大学の後輩だからなんとなく親近感がわく程度で、特にそれが何かしらのメリットになるようなことは航空業界のＣＡレベルではないと思います。
学校で、仲良しグループができる程度のものです。

外国語大学出身者が多いようにも思いますが、普通の大学や女子大卒も相当数います。
そんなこんなで、特にどこの大学がいいというようなことはないと思います。
万一ＣＡになれなかったらということを考えれば、一般的に少しでも優秀と言われる大学を目指せば間違いないと思います。

シンガポールの公用語は、英語、マレー語、華語（標準中国語＝マンダリン）、タミル語（インド系に母語とする者が多い）です。

大学であえてＣＡになるために勉強するとしたら、英語を少しでも流ちょうにそして、欲を言えばもう１か国語上記の中からなんとなくわかる程度でもできるようになれば多少有利かもしれません。

他には、救急法や普通救命などの講習程度は受講し資格を取っておきましょう。