未経験で施工管理の仕事に従事したいと思っていますが、派遣のTS工建とアーキジャパンで悩んでいます。どちらも話を聞く分には…

Question

未経験で施工管理の仕事に従事したいと思っていますが、派遣のTS工建とアーキジャパンで悩んでいます。どちらも話を聞く分には正社員としての雇用になっていました。待遇（常時仕事が有るのか等）は聞きましたが、どちらも同じ様な回答でした。
実際に就業された方の意見が聞きたいです。
ちなみに当人は33歳です。
宜しくお願い致します。

Answer 1

私も昔施工管理の仕事をしていました。
同じく未経験からのスタートでした。
人にもよると思いますが、正直大変です。
施工管理とはつまり現場監督の事です。
その現場で起こる全ての事に責任があります。
私がやってたのは大きい工場のプラントの設備工事でした。
工事の規模により職人を数人から20人くらい使ってやってました。
簡単に言うと監督は頭で職人は手足です。
頭が指示を出し、手足が実際の工事をします。
なので工事の流れ全てを把握していなくてはなりません。
そうでなければ指示が出せないからです。
未経験ですから当然現場の事は職人の方が断然詳しいです。
何も分かってない人間がその道20年とかの職人を使うのです。

33歳なら悪くないです。
あまり若いと職人にナメられ易いです。
私はもう少し上だったのでその点は多少やり易かったです。
後輩は25くらいで更に中性的な感じだったので、30代の職人とかにはかなりナメられてました。
大声で恫喝されて心が折れてました。
職人はイカツイ奴や乱暴なタイプが多いので、あまりに弱っちいとまとめるのが難しいです。

工事の種類にもよると思いますが、私がやっていたのは大手企業のプラント工事の孫請けみたいな感じだったので、上には元請けがいてそこがまた安全管理など凄く厳しい。
胃に穴が開きそうでした。
工事には他の会社も多数入っているので毎朝安全朝礼があり、会社代表として皆の前でその日の工事の内容など発表しました。
少ない日で全体で50人くらい、多い時は5～600人もいたので結構緊張しました。

当時よく上司に言われてたのが「段取り八分」です。
施工管理は事前の準備、段取りが仕事の80％と言う意味です。
現場での実際の工事の時点で、八割方監督の仕事は終わっているようなものです。
逆にそうでなければスムーズに工事出来ません。
あとは現場で頭の中で綿密に練った計画通りに職人に指示を出し、工事をしてもらうだけです。
現場では想定外のアクシデントもよく起こります。
そういうものも事前に出来るだけ予想し、それに備えた準備もしておく必要があります。

極端に言ったら手足である職人は何も考えずに朝現場に行っても指示された通りに作業すれば済むのですが、監督でそれをやったら当然終わります。
大変な仕事ではあるけど、見方を変えればとても遣り甲斐のある仕事でもあります。
少しでも参考になれば幸いです。
頑張ってください。