解決済み
主人が消防吏員です。 本命の志望先なら食事当番がありますね。 配属先によって雰囲気が色々で、味にうるさいところもあれば、メニューにこだわるところもあり…一方でなんでもいいよという人もいたり。 お料理はできるに越したことはありません。 カレーが作れる!レベルではなく、大抵のものはレシピを見ずに作れるとかなり重宝されると思います。 先輩が食事当番なら手伝わねばなりませんが、下っ端の自分が当番のときは誰も手伝ってくれません…笑 また、最初の数年は住まいは消防署の上です。 明けの日(非番日)に寝ていても通信や出場の音で目が覚めると聞きました。 図太く寝られる神経が大事ですが、一方で自分が当番のときには敏感にならねばならず…。 オンオフの切り替えが大事だけれど、プライベートもなにもないお仕事だと認識しています。 休みの日にうちで寝ていても、急にハッと起きて「やべー仕事の夢見てた」と言うことが何度もありました。 それからやはり仕事柄、体を動かす趣味をお持ちの方が多いです。 わたしの後輩はまだ配属1年目ですが、隊長さん(!)と一緒にサーフィンに行っていました。 上下関係を離れて、趣味の仲間としての関係を築けるのはすごく素敵だなと感じています。 ただご想像の通り、どんなに真面目にやっていても怒鳴られるのが当たり前みたいですね。 主人の同期ですが、消防学校時代は成績が良く室長(学級委員みたいなもの)を勤めた方が、配属になってすぐに辞めてしまったそうです。 理不尽さに耐えられないと話していました。 (よくお出来になるからこそプライドがあり、彼なりに辛かったのでしょう) 一方で気が利かなくてぼんやりした主人が長く続けているので不思議な仕事です笑 悩みながらも続けていると、いつの間にか先輩になっているみたいですね笑 また、当たり前ですが遺体に会うことも多いです。 主人は勤めて数年経ちますが、「まだ人を助けたことがない」と言っています。 初めて出た現場は首吊り自殺でした。 死んでいるのがわかっていて、それでも心臓マッサージをせねばならない虚しさを感じているようです。 優しくても感情移入せずに割り切れる方が向いているお仕事なのだろうと思います。 ただ、現実とはギャップがあっても、世間一般のイメージが良い方向に働くことがたくさんあると思います。 わたしの親は主人(当時は彼氏)が消防吏員と知ったときすごく喜んでいました笑 友人にもたまに「旦那さんが消防士いいなー友達紹介して」という風に言われることもあります。 仕事や肩書きは自慢するようなものではないですが、世間一般にかなり良いイメージが浸透していることは確かです。 それから特に今の時期は小学生がたくさん来るそうです。 入学したての1年生が街歩きをしたり、写生大会や社会科見学で来たり…。 子どもたちはみんな「かっこいい!」と言ってくれるそうです。 良いことですよね。 とりとめなく書いてしまってごめんなさい! 結構な長さになってしまった…笑 試験まであと少し、がんばってくださいね。
現役の消防官です。 うちの本部での話をします。長いので気を付けてください。 採用されると,まず消防学校に入ります。 ここでは消防官としての起訴の教育・訓練を受けます。 肩書は「初任教育生」ですが,れっきとした公務員ですので,給料が出ます。 初任科の間は,学校での食事代や健康保険,年金などを引かれますので,手取りが10万円程度と思いましょう。 だいたい,午前中は座学(中学高校のように教室で授業を受ける)や訓育(消防本部や消防学校の偉い人から,ありがたいお話を伺う)があります。 午後は実科訓練です。ホースを伸ばして放水出来るようになるための訓練や,地上10mぐらいに張られたロープを渡ったり,30mのビルからロープで降下したりなど,いろいろです。 午後の実科訓練は,身体が慣れるまでは本当にキツイです。訓練中に嘔吐したり,春採用の期生では,脱水症状,熱中症になるものもいます。 以前,初任科生が熱中症になり,救急車で搬送されたこともあります。 この他,情操教育というのもあって,私たちは茶道の先生のところへ行って,お茶を頂いたり,有名な文化財施設を訪ねて,日ごろの火災予防で気を付けている面を教えてもらったり,普段は公開されない文化財を拝見したりします。 消防学校は半年から1年です。 半年というのは「基礎の教育訓練だけ」です。1年のものは,基礎に加えて救急隊員や救助隊員になるための資格を取る授業などを受けたりします。 消防署に出ると,最初は使いっ走りです。現場でも,まともにホースなど持たせてもらえません。そのため「俺はこんなことをするために消防に入ったのではない」と偉そうな口を聞いてやめていくバカがいますが,そういう奴は民間企業でも使い物にならないでしょう。 最初のうちは「雑用」と呼ばれる仕事を担当します。 朝,消防署へ行くと,まずお茶を沸かします。それからコーヒーを淹れて,先輩たちが飲めるようにしておきます。 そして,ガレージに出て出動の際に必要な個人貸与の防火服を用意したり,どう年期ぐらいのものと「前日,どんな災害に出動して,どの装備をつかった」などの申し送りを受け,前日使った装備は入念にチェックします。 そして,勤務開始時間になれば,当番員と非番員が並んで,申し送り(引継ぎ)をして,車両の始業前点検をします。 点検が終われば準備体操を行い,その後,定時無線試験を行って無線機が正常か確認します。 それが終わると,事務室で指揮隊長から当日のスケジュール確認をされ,それが終わると改めてコーヒーを淹れて,ちょっと一服です。 その後,昼食や夕食の注文(仕出し弁当を頼む人が多い)を聞いたり,夕食を自分たちで作るなら食材の注文をしたりします。 前日に決裁が下りた文書を担当者の机に戻したり,文書をまとめるファイルに閉じたり,要らないものは廃棄文書としたりします。 これが終わるのが慣れてくれば10時ころですかね?慣れる前なら,11時ころまでかかります。 11:30を過ぎると,食事をする人が出てきます。これは,休憩時間をずらして交代で食事を摂ることで,事務所が空っぽにならないようにするとか,食堂がうるさくならないようにするためです。 午後は,たいてい署外業務です。 消防団や自主防災会など,担当地域の人のお宅を回って,書類を届けたり,回覧板や各戸配布のチラシを届けたりします。 また,訓練も午後からというのが多いですね。消防署前のスペースで各種の車両を出してきて,その車にどんな装備が乗っているか?現場ではどのように使うか?を古手の機関員さんを中心になって訓練します。 消防車に積載の装備品などは,一度見ただけで覚えられないので,何度も訓練をします。 また,本部に訓練施設があれば,そこまで行って建物などを使った訓練をしたりもします。 17時を過ぎると,今度は夕食の段取りになります。 昼過ぎから休憩時間をずらしてくれた先輩たちが夕食の準備をしているので,新米はご飯を炊く段取りをします。 夕食が終わると,まったりとした時間になりますが,新米は夕食で他の人が使った食器や調理器具の片づけがあります。 それが終わると,消防署日誌というものをつけて,一日の業務の流れを記録します。この辺りから,新米が「自分がやるべき仕事」が出来るようになります。ここより前は「みんなのための仕事」をする訳です。 で,自分が受け持ちの事務処理などを進め,23時になると仮眠時間になります。 まぁ,新米のうちは23時で寝られることなんてありませんからね。 何事もなく夜が明けると,6時に起床します。仮眠時間は7時間です。消防本部によっては,仮眠時間の間に1~2時間の「受付業務」があって,外部からの電話に対応したり,本部からの連絡を受けたりします。 出動指令が入ると,受付にある地図を引っ張り出して,だいたいの場所を探し,起きてきた機関員さんがそれを見て走行経路を判断できるようにサポートします。 6時に起きると,自分自身の当番中の出来事を整理して,翌日の当番員へ申し送る用意をします。 で,交代時間前に出勤してきた翌日の当番員の一番下っ端に「昨日はこんなことがありました」などと申し送ります。 で,交代時間が来ると,自分の防火服などを片付けて,自分の乗る消防車の車内を整理して,みんなそろって交代したら仕事は終わりです。 深夜に火災があったりすると,朝の交代直前は機関員さんを助けながら徹底的な車両チェックを行います。 良くあるのが車両の「バルブ閉め忘れ」でね。 走ってると,どこからか水が漏れだして,他の車に「消防車がガソリンを漏らしながら走っている」と通報されたり,火災現場でポンプが上手く機能しなかったりするので,複数の目で確認しながらチェックします。 ザーッとした流れはこんなもんですね。 消防本部ごとに色々とやり方が違うところもあるので,すべてがこの流れになっているわけではありません。 まぁ,最初のうちはドラマや漫画のように格好いいことはありません。歳を重ねても,格好いいことはありません。 消防に40年いても,人を一人として救えなかったという人は多くいます。 逆に「一人でも危険な場所から救助した」と言えるような人は,稀です。 あまり過度な期待をしないようにして,頑張ってください。
なんで東京消防庁なのか分からんが、訓練訓練の毎日です。意外と面白くないです。私生活はかなり制限されます。当然ながら盆も正月もGWも日曜祝祭日も関係ないです。
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