解決済み
両方取りましたが、日商簿記1級の方がはるかに難しかったです。 建設業経理士(建経)も日商簿記も試験範囲がかなり広く、そこそこ勉強が必要なのは同じです。 両者の違いは、問題の難易度と対策の立てやすさにあります。 建経は計算問題がシンプルかつ過去問と類似しているため過去問対策をしていれば十分合格できる内容でした。 日商簿記と比較すると「え!こんな簡単な問題でいいの!?」と拍子抜けするくらい計算問題は簡単です。 ただ、理論問題は日商簿記を凌駕するような難問が出ることがあります。でも配点を考慮すると計算問題さえしっかり出来ていれば合格できます。 一方、日商簿記は計算問題の引っ掛けが多く、難易度も高いです。 おまけに過去問と類似した問題なんてほとんど出ませんので、過去問対策そのものは建経ほどの効力はありません。 出題される範囲も建経より大分多いですし、毎回、受験生が想像してなかったような「え?何これ?」っていうような奇抜な問題を出してきます。 合格するには、初見の問題に対しても対応できるだけの「応用力」が求められます。 私の感覚的には、日商簿記1級の難易度を10とすると建経は6~7くらいだと思います。
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建設業経理士1級は、科目ごとの合格が認められています。財務諸表、財務分析、原価計算の3科目があり、1科目あるいは2科目に合格すれば、その合格した科目は免除することができ、5年以内に残りの科目に合格すれば、正式に建設業経理士1級合格となります。(5年を過ぎると最初から受け直しになってしまいますが) これに対して日商簿記1級は、商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目がありますが、全ての科目を一回の試験で合格しなければいけません。4科目が一体になっているといった感じです。 よって、5年以内とはいえ科目を持ち越せる建設業経理士1級よりも、一発合格が求められる日商簿記1級のほうが、明らかに難易度が高いです。日商簿記3級と2級との間以上の差があると思います。
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