日商簿記1級合格者(第83回)で旧公認会計士第二次試験短答式合格者(1999年・1998年)の者です。 私も日商簿記1級を6回も受けましたので、受験が長引いたときの倦怠感や会計基準改正や制度改革などには何度も直面させられました。 商業簿記の試験範囲変更についての詳細については、例えば「簿記検定ナビ(参照:http://www.boki-navi.com/kaisei.html )などで確認されてみてください。 次回の試験についてですが、検定試験の性格上、合格率の推移としては突然下がるとは考えづらく、次回に限っては新試験範囲の対策をひるまずバッチリ行えたか否かで勝負が決まると思います。 その意味では難易度が増すかもしれませんが、長引いたときには試験制度改革それ自体が気分転換になる側面もあるのは見逃せず、履歴書でアピールする際も最新版の2級ならケチがつけられないメリットもあると思えばモチベーションに資するのではないでしょうか。 少なくとも、ビビったり凹んだりしても現実は何一つ変わらず、無駄な時間が流れていくだけです。 わずかに合格ラインには達しなかったとはいえ、64点の得点ができたということは簿記の素養はある証しですし、会計学を学び続けていくと膨大な学習事項も結局は、ひとえに適正な期間損益計算に資するがための方便なのだと、簡単に思えるときもやってきます。 単にその論点バリュエーションが豊富なだけですから、範囲変更で論点が増えてもあながち恐るるに足りません。 新試験範囲向けの真新しい教材を入手すれば気分転換にもなりますし、朝のこない夜もありません。 結局、どんな試験も 〈Festina Lente.(急がば回れ)〉 というのが要諦だと思います。 ご質問者さまの今後のご武運をお祈りしています。
まだ変更された参考書を見てないのでどれくらいの難度なのかははっきり言えませんが、今まで1級だった範囲の一部が入って論点が追加されるので難しく感じるかもしれません。しかも連結という本支店と似て非なるものですから戸惑う人も多いかと思います。 今までの過去問が使いにくくなり、どこがどのように出題されるかが予想しにくくなると思われますので、独学だと新しい論点の学習と対策が厳しくなるんじゃないかと個人的には思っています。
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