知人の話で恐縮ですが まず知人の独立した経緯としては 10年程、同業の配管製作会社にて勤務し 客先へ出向き下積みから最後は現場で陣頭指揮(現場監督) その腕を買われ、客先より独立してやってみないか?と打診があり その会社のバックアップ(機材や場所)があり 自分が勤務していた所の下請けからスタートしました。 最初は仕事も少なく、かといって暇もなく 資金繰りやお金関係の問題もありましたが 真面目にコツコツとやり続け今では社員10人程度を抱える 信頼のおける会社に成長しました。 どの仕事にも言える事ですが 大切な事は「信頼」だと思います。 これは配管工だけに限った話ではなくどの業界も同じだと思います。 大変な事は ①お金の事 ②作業量の事 この二点が大きく挙げられます。 ①では、今まで経理や会社のお金の入出金、伝票、領収証や税金関係は 経理屋がいたり、その会社の社長一家がやっていたり、会計事務所がいたり と誰かしらがやってくれていた部分を、仕事の他に自分でやらなくてなりません。 もちろん、資金に余裕があって、税理士の先生や経理の社員を雇うという 事であれば問題ないのですが、独立するという事は殆ど裸一貫状態です。 仕事以外でのそう言う問題はストレスも溜まりますし面倒臭い!と 考える人も多いですが、こういう小さい事を疎かにしてしまうと 折角独立して自分の会社を興しても、お金の方が上手くいかず 下請けさんに支払い出来ないとか材料の購入に支障が出るとか 信頼に大きく傷が付きます。 ②については いきなり独立しても、バックアップが無いと難しいです。 お金を出してくれるとか機材を提供してくれるとかそういう事だけではなく 仕事を紹介してくれたりする所謂ネットワークが大切です。 知人も最初の頃は、仲間に紹介されたり逆に紹介したりと 繰り返していました。その繰り返しで腕が認められてくると今度は 自然と仕事が舞い込むようになります。 この業界は地道にコツコツとというとなんだか古臭い気もしますが 右から左へお金を流して、Enterボタンだけで何千万も稼ぎだす業界とは まったく正反対に居ます。 配管が作る事が好き、そもそもそういう物を造るという事が好きで 多少の重たい物でも平気!そんな感じの方が向いているのかな? と個人的には感じます。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
配管工(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る