私学教員です。刑事事件を起こし、懲戒解雇されました。私学共済から退職金担保で住宅リフォーム費用として1000万円ほど借り…

Question

私学教員です。刑事事件を起こし、懲戒解雇されました。私学共済から退職金担保で住宅リフォーム費用として1000万円ほど借りているのですが、一括返済を求められて困っています。再就職のメドさえ立っていません。失業保険給付の手続きをしようとしているところです。退職金担保なので、退職金が満額出れば、完済してお釣りがくるのですが、退職理由が懲戒解雇の為、退職金が全く支払われません。控訴しているものの、一審で執行猶予付きの有罪判決が出た時点で懲戒解雇されました。三審制なのに不本意です。学校とは全く無関係のプライベートな事件のため、懲戒解雇とは言え、退職金が全く出ないことも不本意です。なんとか出させる方法はありませんか？ うちの学校には組合がないので、『なかまユニオン』という合同組合に団体交渉を頼みましたが、『お願い事』のレベルの為そぐわないと、断られました。控訴審の弁護士に頼めば？ とのことでした。しっかり対応してくれる合同組合をご存知の方は教えてください。また、私学共済にはどのように対応すればいいでしょうか？

Answer 1

借入の契約内容を始め、刑事事件や解雇もどういう状況なのかがわかりませんので、どうしても想像を交えての話になりますが。

まず、私学共済が一括返済を求めているというのは、金銭貸借契約上で、「期限の利益の喪失」になる要件に該当したということでしょうが、その要件が正当なら私学共済との間では、一括返済の方法についての相談しかできないでしょう。
私立学校教職員共済法に基づいての運営上の貸付でしょうから、私学教員でなくなったら、法的な優遇は受けられなくなることで、一括返済して終了させるのは当然だと思います。

とすると、仮に担保とした退職金が支払われたとしても、借入残高に不足するケースも考えられるはずで、そういうときは、退職金で足りない分は自分で用意するものですから、今回、担保と予定していた退職金がゼロと計算して、全額を個人で用意して返済する。
それ以外に、共済が受け入れることはないと思います。

そうすると、できることは、
・不動産を売却して共済の借入金を返済する
・「借り換え」として、金融機関と相談して、不動産担保にして借入をして、共済に返済する。

あるいは、どうせ払えないのなら、共済の請求を開き直って無視して、後は共済が勝手に裁判を起こして、財産（不動産）を差し押さえて競売でもなんでも、するに任せる。
ということも、流れとしてはアリかもしれません。

金銭の借り入れについては、そんなものでしょう。

また、学校の懲戒解雇のほうは、別問題として争う余地がありそうにも思えます。

私事での刑事事件ということですが、これだけで懲戒解雇というのは、解雇権の濫用と思われます。
実際は、実名報道や、勤務している学校名が取り上げられたり、知られることになって、学校の名誉が損なわれた、という損害があれば、学校としても処分しないわけにはいきませんが。

つまり、第三者に知られることなく、本人と学校の間だけしか事件をする人がいないような状況なら、本人が自主的に退職することで、何もなかったこと（退職金も普通に支払う）にするほうが、一般的にはよく聞く話だと思いますが。

しかし、私学が、自校の教職員が刑事事件で有罪となった、などということが、たとえ新聞の小さな隅でも記事になったら、私学の名が出る重さを考えたら、それはもう懲戒解雇も覆しようがないと思います。

Answer 2

普通、家を売ります
リフォームってことは持ち家でしょう？
財産売却して返済
足りなければ生活保護申請します
保護がでれば人間らしい生活ができます

Answer 3

土地建物を売却し借金を返済したらいいと思いますよ。

最終的に有罪が確定して刑務所に行けば、リフォームした家にも住めないし、仮に家族の方が居てもその地域、家には住めないでしょう。

退職金は諦めて裁判に力を入れて罪を償ったらいいと思います。