解決済み
司法試験予備試験の難易度を教えてください。 最近、我が家で遺産争いなどで弁護士さんとお話しする機会が増えました。 いかに自分が無知で教養が無いかを思い知らされます。そこで法律も少し学びたいなと思いました。 弁護士になりたいとかではなくて、ただ教養として法律を学びたいだけです。 何か目標が有った方が頑張れるので・・。 当然ですが、合格率を問うている訳ではありません。 なかなか難易度を伝えるのは難しいとは思いますが、宜しくお願いします。 決して自慢する訳ではありませんが、私が難易度を正確に把握しているものを列挙します。 これと比べて下さっても構いません。他に何か目標にするべき物を提示して頂いても大変助かります。 無知な私にご教授のほど、宜しくお願い申し上げます。 医師免許、ワインエキスパート、自家用操縦士(計器飛行証明)、ゴルフのアベレージ85、英検1級、フランス語検定3級、ボーリングのアベレージ200
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定員割れを起こしている理由は予備試験のせいではありません。 予備試験の合格者数はせいぜい300人~400人程度であり、そのうちの3分の1は現役のロースール生です。 つまり、予備試験の合格を目指している人であっても、大学在学中に合格ができなかった人は、いったんはロースクールに入学することになります。 したがって、法科大学院の入学を断念し、完全に予備試験を単願で受験している学生は非常に少ないと思います。 (予備試験の趣旨は、始めからロースクールを検討していない旧司組の救済措置です) おそらく定員割れを起こしている原因は、弁護士業界に対するネガキャンが横行しているからだと思います。 弁護士になっても食えない、就職できない、その割に非常に難しい、5振したらどうしよう、と、懸念材料を挙げる声が非常に多い状況です。 そうした噂を信じている人が多くなった結果、司法試験自体を敬遠する法学部生が増し、公務員試験や民間就職への進路を選択しているからだと思います。 ロースクールは学費が高く、一定の経済力がなければ進学できないという理由もあると思います。 さて本題ですが、「自慢するわけではありませんが」とおっしゃるからには、医師をなさっているということでしょうか。 そうだと仮定してお話をすると、司法試験の難易度は「国立医大合格 → 医師免許取得」とおそらく同レベルではないかと思います。 共に求められる能力や資質が異なると思いますから、比較することは容易ではありませんが、司法試験の受験生のボリューム層は早慶クラスであり、予備試験合格となると東大や慶應の学生が多くいますから、 国立医大の難易度とそう変わらない争いになるはずです。 ただ、司法試験はとりわけ限られた時間の中で文章を構成する論述力と論理的思考力を問う試験ですから、医師免許をお持ちの質問者さんが容易く合格できる試験とは限りません。 ポテンシャルや能力は必要十分なはずですが、求められる特性が異なると言うことです。 ただし、予備試験は非常に狭き門であり、当日に出題される問題によっては実力があったとしても合格できない可能性もある試験ですから、合格することは非常に困難であると思います。 ただ、合格を前提としない学習であるならリスクは伴わないと思いますから、勉強する価値はあると思います。 法律は市民の生活に密着した案件を多く取り扱うため、知的好奇心を多いに満たしてくれるでしょう。 残念ながら相続を中心とした家族法というのは、司法試験において頻出分野ではないため、あまり学習しやすい環境とは言えませんが、それでも労働法や刑事訴訟法などは知っておいて損はありませんから、学習してみてもいいかもしれません。
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