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一級建築士の試験において知りたいのですが試験内容が昔(団塊の世代 約30年〜40年位前)と現在はやはり難しくなっているの…

一級建築士の試験において知りたいのですが試験内容が昔(団塊の世代 約30年〜40年位前)と現在はやはり難しくなっているのでしょうか? 合格率は大きく変わらなくても、試験内容が難しくなっているのでしょうか? 噂で現在の2級建築士位の難易度が、団塊の世代の一級建築士位だと聞きました。 よく分からないので、ご存知の方は教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    平成21年度の一級建築士試験から、大幅に一級建築士試験の内容が改訂されました。一次試験の学科試験は、4教科から5教科へ変更され、構造と法規の科目に重点が置かれ試験問題が多くなりました。 これは、耐震偽装の姉歯建築士問題が原因となり、構造と法規について重点化されたためです。 今までの一次試験(学科試験)では、計画25問・法規25問・構造25問・施工25問の計100問で6時間の試験時間で行われましたが、現在は、計画20問・設備20問・法規30問・構造30問・施工25問の計125問で6時間半の試験に変更されています。 また、二次試験(製図試験)は、以前は5時間半の試験時間で与えられた条件に従って、4種類の図面(1階平面図・基準階平面図・梁伏図・断面図)を描くだけでしたが、現在は、試験時間が1時間延長され、6時間半になり、今までの図面のほかに記述試験(10問程度の課題に従い記述する)が加わりました。配点も図面と記述が50点、50点の配点となり、課題に従って図面だけではなく、図面で表現できない設備方式やバリアフリー、省エネ対策、耐震対策などを課題条件を満たすように記述し、それが図面に反映されていなければなりません。 つまり、図面を書くだけではなく、建物の全体のコンセプトを自分で考え、表現しなければならないのです。 なお、一級建築士の受験資格となる建築系大学などの指定校を卒業するだけでは受験資格は得られず、大学時代にきちんと指定された単位を取得する必要があります。また、二級建築士の受験資格についても実務経験3年から7年に改正されているため、二級建築士から一級建築士になるための受験資格条件も厳しくなっています。 また、二次試験が、平成21年以前では、合格率60%ほどでしたが、今は40%まで難化しており、二次試験を突破するのもかなり大変です。 なお、併せてバリアフリー法や建築基準法も大幅に改正されており、クリアする法令も昔とは比べものになりません。 昨年の一次試験と二次試験の両方の合格率は、7.5%でした。 大手ゼネコンも社員に一級建築士資格の取得義務を取りやめて、一級建築施工技師の資格取得で代替えするほど、一級建築士資格の試験は難易度が向上しています。昔とはまるで異なる試験になっています。 よって、一級建築士の難易度が上がっているため、二級建築士や一級建築施工技師資格も連動して難化しています。 合格率は、昔と比べて低くなっていますが、それより、なかなか合格できないため、受験者が諦めて受験者数が激減しています。そのため、合格者数は、30年前の1/3以下です。試験自体の難易度の向上と受験資格の条件が厳しくなっているため、現在の一級建築士資格はかなりの高難度試験といえます。

    7人が参考になると回答しました

  • 昔の試験を受けたことが無いので断言は出来ませんが、上司の話を聞く分では今の方が断然難しいと思います。 学科試験については過去問の出題が圧倒的に少なくなってきており、新規問題がよくみられるようになりました。また、数年前に4教科から5教科に増え、問題数も100問から125問、総合得点の合格基準点も60点から90点にあがり、なかなか難しい試験になったと思います。 製図試験については比較するのが難しいですが、手書き図面が主流だった昔に比べてCAD図面が主流となった現在において、手書きでの試験は昔の方が有利だったように思えます。作図量が増えたのかはわかりませんが、試験時間も1時間ほど増え6時間半と長くなっています。 ただ、昔は学科試験の問題が1問五枝択一だったのに対して、今では四枝択一となっていたり、学科試験合格後の学科免除年数が翌年までから翌々年までと1年伸びたり等、有利になった部分もあります。 ひとえにすべてが難しくなったとは言えませんが、難易度は上がっていると思います。 ちなみに昨年の学科試験は難易度が低く合格点が90点から92点に上がりましたが、100点を超える人は少なかったようです。

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    1人が参考になると回答しました

  • 試験のレベルが現代の方が上です。 しかしこれには明確な理由があります。 昔は資格学校が今ほど無く過去問も充実していませんでした。 実際、昔は試験問題の持ち帰りができず受験票に回答を控え不正行為とみなされ退場した方もいます。 今に比べて昔の方が圧倒的に情報が少ないのです。 現在は過去問の充実、資格学校の数、そして問題用紙の持ち帰りによって対策がしやすくなり結果的に受験生のレベルが飛躍的の向上。 現在の一級建築士の試験は90点程度なら過去問の対策で十分でありそれ以上の点数は周辺知識や応用力が必要になります。 試験は相対評価のため難易度は関係なくその年の受験した方の上位18%が合格できる試験です。 なので昔は簡単とか難しいと言った概念はありません。 問題が簡単だろうと上位のボーダーライン以上が合格できる試験に変わりありません。

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    2人が参考になると回答しました

    ID非公開さん

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