解決済み
社労士事務所と一般の会社の人事との違い 転職活動中の者です。 転職活動にあたり、社労士事務所か一般の事業会社かで迷っています。業務内容も給与計算・社会保険などで重なる部分が多く、違いがよく分かりません。 もしお分かりになる方がいらしゃいましたら、ご教授いただけないでしょうか。 宜しくお願い致します。
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当方、社会保険労務士事務所を開業している者です。 社会保険労務士の事務所はお客様である事業所から委託を受けた範囲の業務を行う訳ですから、会社における人事・労務の仕事の内、あくまで一部分をお手伝いするだけに過ぎません。 もちろん、委託をする会社も受託をする事務所も、その取り扱う範囲は様々ですから、かなりの範囲をお願いいただくこともありますし、逆に本当にごくごく一部分だけの場合もあって千差万別ではあります。 ですが、いずれにせよお客様が依頼して下さる仕事以外の仕事はタッチしないということが前提としてありますので、社会保険労務士の事務所にいる方が業務の範囲が狭く、かつ数多くの会社様から依頼を受けますので反復継続して同様の仕事を行う、という傾向が強くなります。 結果、一般の企業に勤務していれば年に1回しか経験し得ない業務を10社担当していれば10回経験できることになりますので、業務に精通できると言えばそうも言えますし、同じことの繰り返しでつまらないと思う方であればそれもまたそうなんだろう、ということになります。 一方で一般企業における人事や労務管理の仕事となりますと、派生業務まで範疇にとらえれば、ありとあらゆる仕事への対応が求められる場合も多いです。 例えばその会社が求人フェアにブースを出展することになり、人事部総出で準備をするということにでもなれば、チラシを作る、ブースの飾り付けを行う、呼び込みをする、といったことを業務として行うことになったりもしますが、逆を言えばこんなことは社労士の事務所に勤務していればあまり業務として行い得ません。 つまり、業務の幅が広く、雑多な事までやらされる羽目になると言えばそうかもしれませんし、次々と目新しい仕事を任されて飽きる暇が無いと感じられるのであればそう感じることもできる職場なのではないでしょうか。 もちろんこれらもその勤務先によって何を業務とされるのかはバラバラですから、社労士事務所で営業をやってみたら自分に向いていた、とか、大手の人事・労務担当部署に勤務したら毎日離職票や年金事務所提出書類ばかり書く破目になった、とか、向き不向きも含めてケースバイケースとしか言いようはありませんが。 ただ、いずれの業務に携わるにしても、「ヒト」に関わる仕事であり、間違いがあってはならない重要な職務ですからやりがいもしっかりと感じられる素晴らしい仕事ですので、ご自身の人生設計と照らしあわせながら、心残りの無い転職をなされてください。 質問者様の未来に幸多き事をご祈念申し上げます。
なるほど:2
社労士事務所と一般の会社では、同じようで全然違います。 1.給与計算 一般の会社の給与計算は、会社のルールに従って計算すればOK 社労士が行う給与計算は、さまざまな会社の計算をするので、多様なルールに応じて行わなければいけません。また、当然ですが、社会保険のルールもきちんと理解しないと、知らなかったでは済まされないので、厳重注意が必要となります。 2.社会保険 社労士事務所が手続きをする際は、添付資料の免除があります。また、多くの事務所は電子申請をしているので、作業も簡素化されていて、体系化されます。 一般の会社の場合は、手続きの際に多くの書類を持ち込んでいく必要があります。また窓口に並んで作業することになるでしょう。 3.それ以外 一般の会社であれば、経理補助、営業事務補助も仕事に組み込まれる場合が多いです。また雑用も立派な仕事として回ってきます。 社労士事務所は、事務所規模によって、様々ですが、一般の会社であれば、あまり遭遇しない手続きが数多く回ってくるので、慣れるのには時間がかかるでしょう。 どちらでも、やりがいをもってやれば、いい仕事になります。また、どちらもブラックぎみな場合が多いので、少しは覚悟したほうがいいかもしれません。
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