開業税理士です。 税務署のOB税理士が有利だったのは大昔の話です。 昔は、厚紙といって副署長待遇以上の辞令は 国税庁発令の厚い紙で、そこまで出世してから退官すると 老後の生活保障として顧客を税務署が斡旋してくれました。 今は、その制度がなくなったため 税務署退官組の税理士も自分で客を開拓しなければなりません。 またこれほどネットが発達するまえの時代は 確かにOB税理士が先輩風を吹かせて、税務調査で税務署に 圧力をかけたりできましたが、今は、相当に難しいです。 公務員も常に国民に監視され、下手な事は出来ないからです。 よって、これは実際に税務調査時に調査官から直接聞いた話しですが、税務署を退官した後も税理士登録せず(登録すると毎月15,000円ぐらい会費がかかります。)、給与が半分ぐらいになっても再雇用を受け入れる人が急増しているそうです。 私の個人的意見では、20歳代で税理士になり、実務経験もしっかり積んだ 若手5科目合格税理士が最も将来有望で、どこからも引く手あまたです。 (親が開業税理士の場合の2世を除く。) 最後に質問の回答です。 1.税理士の仕事は今後増えるとは思いません。 人口が減少し、起業する人が減っています。ただし、不況ですから、どの業界も似たようなものだと思います。 2.独立しなくても資格があれば余裕で食べていけます。 税理士ってだけでよっぽど社会に適応できない人でも、どこかの会計事務所には入れます。逆にいえば、普通の税理士なら転職も容易ですし、資格に実務経験も伴えばそこそこの高給も狙えます。
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