解決済み
点数評価に関して 当方工場勤務です。 たまに客先からの品質監査が行われますが、評価は「点数」で出されます。各項目に対しABCランクでそれぞれ減点値が決まっており、最終合計を75/100点のように数字で評価されます。 それを真似て社内での品質パトロールの総評を「点数」にしようと思ったんですが、ふと 「なぜ数字で評価する必要があるのか?」 と思いました。 ○×評価で「×が規定数超えたら不合格」ではダメなのでしょうか。 わざわざ数字で評価する目的、メリットを教えてください。
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数字の方が客観的かつ正確な評価のように見えるからです。あなたが仰せの通り、×の数でも実質的には同じです。 ただし、減点の原因が複数部署に跨る場合、数字なら按分できるメリットがあります。そこまで凝った評価方法にする必要があるかどうかは疑問ですが。 いずれにせよ、「監査ごっこ」の域を超えないという点では同じことです。 なぜ「監査ごっこ」かというと、75点なら合格で74点なら不合格とした場合、この1点の差は極めて重いことになります。しかし、80点と81点では1点の重みはほとんど変わらないことになります。つまり、数値という絶対的尺度が有効に機能していないわけで、これはその制度設計の欠陥です。欠陥のある監査方法で監査しても、正しい監査結果は得られません。 また、点数による評価方法は、恣意的な操作が入ることが現実には往々にあります。 具体的には、「合格させたい」事情を抱えている場合、74点の結果を「再評価」し、ある項目に1点を加えて「調整」し、「合格となる」ことが横行します。結局は人(監査員)が判定するのですから、主観を排除することはできません。よって、いくら精巧な計算式を用いようが、このような評価方法は「監査ごっこ」の域を出ないのです。 大企業のお客がしているから正しいとは限りません。ISO9001認証を取得しているから購買先を監査して再評価しなければならないと勘違いして、形式的に行っている事例が大半です。品質の安定確保を目的に監査を行うお客は、このような「監査ごっこ」はしません。ホンキの現場監査をします。
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