自衛隊についてです。 陸自の中に｢小隊｣｢中隊｣｢大隊｣｢師団｣がありますよね この小中大隊の構成人数を教え…

Question

自衛隊についてです。

陸自の中に｢小隊｣｢中隊｣｢大隊｣｢師団｣がありますよね

この小中大隊の構成人数を教えて欲しいです

Answer 1

〇軍隊の最小単位は分隊で定数は１１人。
◇小隊は分隊が３～４個集めた部隊になり３３～４４人＋小隊長と伝令で３５～４６人。
◇中隊は小隊が３～４個集めた部隊で中隊長＋幕僚＋伝令。
◇自衛隊には空挺団以外に普通科部隊に大隊はありません。（空挺団の大隊は３００人編成と言われています。）
◇連隊は普通科中隊が３～４個に対戦車隊＋補給隊等の複数の部隊が加わり約１０００人程度になります。（部隊構成により人員は変動します。）
☆米軍の大隊は完全編成で約１４００人ですよ！
◇連隊の上に旅団と言う部隊があります。（自衛隊の場合はミニ師団と言う編成で普通科連隊数個で編成されています。
☆師団から定数の減らされた戦車隊＋特科隊＋後方支援隊で編成されています。（第一二旅団は戦車隊、特科隊の代わりに航空隊がありますが全部隊がヘリコプターで移動出来る程の機数はありません。１個連隊の人員がやっと移動出来る程度の数でしかない。）
◇師団は普通科連隊が３～４個に後方支援連隊＋戦車大隊＋特科大隊＋輸送隊＋施設大隊等で編成されています。
☆乙師団は定数が７０００人、甲師団が９０００人と言う事になっていますが定数を満たしている師団は皆無でしょうね。
◇自衛隊の部隊は充足率が低いので定数が満たされている部隊はほとんどありません。
◇１５万人強の人員で６個旅団と９個師団に方面隊直轄部隊及び第一教導団、第一空挺団、第一ヘリコプター団、西部方面普通科連隊、対馬警備隊等を編成しているので部隊規模は米軍等と比べて小さくなります。
◇自衛隊の師団で米軍の旅団とやっと同等。
☆方面隊で米軍の師団と同等でしかありません。（しかも予備役である州兵部隊と！）
☆北部方面隊でやっと米軍の歩兵師団と同等でしょうね。
◇つまり陸上自衛隊は米軍の歩兵師団１個と州兵部隊４個と同じ程度です。