労働基準法に違反した使用者に対して懲役の刑事罰や多額の賠償金を払わせる制度に法律を改正すべきだと思いますが、どう思います…

Question

労働基準法に違反した使用者に対して懲役の刑事罰や多額の賠償金を払わせる制度に法律を改正すべきだと思いますが、どう思いますか？

補足

本当にギリギリな場合、必要悪というのも頷けますが、中小企業といってもたいていは社長が高級車を乗りまわし、愛人を囲って労働基準法違反をして必要悪とかほざくのは明らかに間違ってますよね。

国が監督官を増やしたり、税金を優遇したり真剣にならないと労働者をペテンにかけることを正当化する使用者だらけになってしまってます。

ワタミやユニクロのようにペテンにかけて労働基準法に違反しまくって、有能な経営者ぶられたらたまりませんね。

Answer 1

刑罰の重軽の度合いは難しい問題です。違反行為が問題あるのは言うまでもありません。しかし、その違反内容と刑罰の程度は妥当なものでなければならないのも同じことです。

例えば人を殴り全治１週間とした場合、死刑というのはどうかというようなことです。またそれを取り締まる者の数も重要です。税務官の数に対し基準監督官の数はおよそ20分の１です。税務官との接触は一般サラリーマンにはあまりなじみがないと思います。それでもこれだけ差があります。いわんや刑罰を変えても取り締まる人数が圧倒的に少ないのです。

Answer 2

会社は、存続することが最重要課題だ。
そのためには、法律のぎりぎりも辞さず、たまには踏み出すこともあるが、そこに勤める社員の生活がかかっている。

簡単につぶせば、失業者が町にあふれ暴徒となり、社会不安定になる。

車のスピード、駐車違反とおなじ事で、100％の法規執行は、かえって社会活動を阻害することになる。

Answer 3

こんにちは。
中小企業の会社員ですが経営寄りのものです。
下の回答でもありましたが、財務状況が芳しくない会社もありますし、小さい町ですとなおさらのことですが（就職先が少ないので）、労働基準法に違反している会社でもあったほうが良いと思っている労働者も少なくないのです。
又、質問者様が言っている、法律を守っていない会社のほうが勝つからではないでしょうかとのことですが、順守しない場合、経費が少ないので確かに有利な部分はありますので間違ってはいないでしょう。
しかし、完全に守らせた場合どういう状況が想像されるかというと、小さい会社から潰れて大企業しか残らないことになります。
何故かと言うと、元々資金が少ない・優秀な従業員が少ない＝お金が稼げない＝経費を捻出できない＝倒産という構図が見えるからです。
確かに大げさな求人を出しているところはありますが、中小企業にはなかなか良い人材が来ないのが現状です（ウソをついて良い訳ではありません）。
つまり大企業と比べて優秀な人材が少ない（稼ぐ能力が低い）のです。
大企業だけが残った場合、仕事が出来ない従業員（中卒や高卒はなおさら）は切り捨てられるか、最低賃金で働くことになります（中小企業に比べ、大企業は賃金に対し非常にシビアな為）。
質問者様が言っているように法律を守らないのは確かに悪いことですが、世の中はきれいごと（理想）だけで生き残っていけないのも又、事実なのです。
あくまで私個人の見解ですが必要悪と思っていますし、優秀な人材はそのような会社に入らなければ良いだけだと思います。
質問者様が今後、会社経営などに携われば解ってくる部分もあると思います。（現在、経営者であったなら申し訳ありません）
蛇足ですが、法律を順守していても、していなくても倒産する会社は倒産します。商売柄、同業他社や商売をやっている方に接する機会が多いですが、内容の悪い会社は商売のやり方（稼いだお金の使い方）が下手な方が多いので。
質問者様の質問主旨と違っていたら申し訳ありませんが参考になれば幸いです。

Answer 4

なぜ労働基準法は無視されると思いますか？

社員にきちんと有給休暇を取らせて、残業代をつけて、社会保険に加入させたら、倒産してしまう会社がまだまだ沢山あるのです。

刑事罰で上司が収監されて、賠償金払わせて、みんな失業･･･････

確かに最悪の条件かも知れませんが、是正されるには時間が必要です。

今は社会保険を拡充させる取り組みが始まっています。
ですが、この知恵袋を見ても入りたくない人が満載です。
会社だけが悪いとも思えません。