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何故、一流のラーメン職人よりも、一流のITなどの開発職の方が崇高な職だと思われるのでしょうか?

何故、一流のラーメン職人よりも、一流のITなどの開発職の方が崇高な職だと思われるのでしょうか?(そういう人もいるのです。聞いてみたところ、そういう人の方が圧倒的に多かったように思えました。その理由は具体的に何なのでしょうか?)

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    まず人間の一般的な心理として、「よく解らないものほど有難く感じる」(笑)面があるかと。 一流かどうかを抜きにしても、ITの開発と聞いてどんな仕事なのか具体的にイメージできる人はそう多くはないと思うんです。 まして一流と呼ばれる会社で最先端の事をしていると聞けば「何やらよく解らないけど、難しい事をしているに違いない」となります。 一方ラーメン職人の場合は、仕事の内容がイメージしやすい。実際に一流の人がどんな仕事をしているかについては無知であっても、何となくわかる気がしてしまう。 人間、自分には解らない→凄いに違いないと認識したい性(さが)を持っていますから。 脱サラしてラーメン屋を目指す人が多いのも「努力すれば自分にも出来そう」と考える人が多いからでしょう。 また、仕事の内容は解らなくても一流のIT開発となれば「頭良さそう」と感じるでしょう。その会社で職を得たり、あるいは起業するにはそれまでの勉強が大変だったろうという事は、想像がつきます。 多くの人は勉強で苦労してきているのでそこをクリアした人は単純に凄いと感じるし、頭の良さへの憧れって誰もが潜在的に持っていると思います。 一方「職人技」という物はすごいと認識しても、「誰もが憧れる」物とは違う、その方面に関心や興味がないと「へ~凄いんだね」で終わってしまいます。 凄いんだろうけど自分には関係ない、でも「頭の良さ」は自分にも解る価値ですから。 あと「ラーメン」というのも難しいのかもしれない。 あまりに大衆的で単価が安い。 マンガのような一杯何万円もする一流のラーメン名人が作った有難いラーメンも存在するかもしれませんが、少なくとも世間に知られてはいない。 ラーメン業界で成功すれば稼げそうですが、それは「現場に立つ職人としての一流」から外れてしまいます。 ラーメン職人は一流の腕を持ち、原材料にも拘り、日夜研究を重ね、また技術を上げ、崇高な精神で渾身の一杯を提供する職人気質の人ほど、儲けが少なく努力に見合った収入を得られないものと言っても過言ではない、額に汗すればするほど「合わない商売」のイメージが付きまとう。 一般心理のイメージ的評価だと、大体こんな理由じゃないかと想像します。 ご質問にある「崇高な職」という言葉のイメージは、正直ピンと来ないので、「イメージが良い」「社会的評価が高いと感じる」程度の意味と捉えて回答させていただきました。 厳密に「崇高なのはどっち」と聞かれた場合に簡単にどちらかを選べる人が周囲に多いのだとしたら、その人達にはもう少し言葉の意味を大事にして欲しいと思ってしまいます(笑)

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