解決済み
「不法入国」と言うのは、「有効な旅券を所持しない者」と言う定義ですから、旅券を持っていないとか、持っていても偽変造旅券とかである場合を指します。 このうち、もともと旅券そのものを持っていない場合は当然すぐに分かりますが、偽変造旅券の場合は、どこの入国管理局にも真性旅券の見本がありますし、採用当初から研修も受けますし、さらにはその種の情報は常に更新されます。 また、各空港等には「偽変造対策室」が置かれ、専門的に教育を受けた入国審査官が鑑定を行います。その技術や情報量の豊富さでは警察にもひけをとらないほどですし、旅券だけではなく、査証(ビザ)や通貨、それに各種の文書についても鑑定できます。 一方、旅券や査証が有効でも入国目的に疑問がある場合は、一定の質問で疑問を感じた場合は、すぐに別室での慎重審査に移行し、そこで目的や行き先、所持金の有無、過去の入国歴などを詳細に聞き、日本の連絡先などを調査するなど本人の申請内容が確かなものかどうかを審査します。 更に、各空港等の入国審査にはブラックリストが備えられており、ICPO手配や国内手配、過去の違反歴などもコンピュータで即検索できるシステムになっています。 なお、審査官はいわゆる独立官庁ですので、自らの判断で入国を拒否するかどうかの判断をすることができる権限を有しています。
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