この春、建築会社を退職し、やっとの思いで独立しました。

Question

この春、建築会社を退職し、やっとの思いで独立しました。基本的には、設計・デザインを今はメインとして行っていますが、そんなに大きな規模のものには対応していなかったのですが、今回縁あって私のデザインを施主様に気に入ってもらえ、その後もいろいろ打ち合わせを行っています。
今回は、飲食店です。
今までに打ち合わせがスムーズにいくように、サンプルの取り寄せ・イメージパース・意匠図を提供しています。
実際には、解体工事スタートで実際に解体後再検討等を行い、さらにリアルにデザインをしていく流れです。
一旦、工事請負業者さんの方から、見積もりを出すように言われています。
周囲には、デザインを考えるにも時間も労力も使っているから、もっと自分に価値をつけろ！と言われますが、有名デザイナーでもないので変に値段が付けにくく困っています。
元をたどれば、お世話になった先生のご紹介で今回のお仕事をさせてもらっています。
なので、ぼったくり商売とも思われたくないというのも正直あります。

ネットでいろいろ相場を見たり、知人に聞いたりしていますが、ピンと来ない自分がいます。

人に対しての付加価値は見えても、自分に対しての付加価値を金額に表すって難しいですね

個人のデザイナーさん、アドバイスをいただけると幸いです。

Answer 1

私は工業デザインとソフトウェアが主業務なので付加価値は付けていませんが、割と同業の中でもトップクラスで高額な単価で受注しています。
その違いとして意識しているのは
短納期
総合業務
正確さ
それらからくる信用と小回りの利く対応ですかね。

見かけのデザインの場合はセンスが値段になると言う事ですか？そのセンスを値段にしたいと言う事に苦悩していると言う事なら、それは金額の付加価値にしない方が良いですよ。
あなたへ仕事を発注する為の優先的な要因と言う付加価値にした方が良いです。

仕事が有って意味が有るんですよ。金にせず次につなげる。今はそれが重要なんじゃないでしょうか？
知っていると思いますが開業後の廃業率は1～2年は非常に高いです。少なくとも3年～5年続けたら存続率も上がってきますので、石の上にも3年と言いますが、まだまだ頭に乗るなと言う時期だと言う事です。夢や理想は二の次です。

あなたへの信用や実績が3年～5年続いて、やっとプレミアムな体系へシフトできるかどうかの判断が出来るんじゃないかな？

と思いました。

なので工数管理はしっかりして、施主や請負業者と正直に相談して次も発注して欲しいから安くします。今後ともよろしく～って言った方が良いんじゃないかな？

Answer 2

二面性を持たないと倒産するで。

Answer 3

基本的に、相場ってもんがあるからね。

オレは機械設計だが、

➀単純な設計で、仕様が決まっていて工夫も要らないもの→３０００／Ｈ

②前例がなく、仕様固めから始めて、アイデアを要求されるもの→５０００／Ｈ

③新製品など開発的な案件→７０００／Ｈ

とか、ランクを決めている（時間には、電話連絡とか問い合わせ対応も含むよ）。

これに難易度を掛け、諸経費としてさらに１０％乗っけて、あとはトータルでプラスマイナスして相場に合わせる。

見積もりならこれでいいし、高いと言われれば下がるか辞退するか決めればいい。

＞その後もいろいろ打ち合わせを行っています

これから見ると、今までは何も決めずに無償でやっていたと言うことかな？

ウチの場合は、実績工数で請求する場合は、一銭もまけない。

見積もりなら多少は相手に合わせるけど、実績では前もって持ち出しだからね。

高いかどうかのリスクは客に負ってもらわなければ。

相手がこれはちょっとと言ったら、、「今回はご挨拶代わりにサービスさせていただきますが、今後はもうちょっと色を付けてちょうだいねっ」っと言っておくとか、営業のやり方があるけどね。

Answer 4

いずれの職業においても、その人が目一杯働いた場合は、働いた期間中の全生活費が得られなければなりません。
職業による労働単価の違いはあるにしても、生活費の方は一定の幅から大きく逸脱することはないため、労働者の平均労働単価は、平均の生活費が賄えるだけのレベルに結局は落ち着きます。
従って、極めて単純化して言えば、どの様な職業であれ、世間の平均の収入ぐらいの報酬を請求しても異議を唱えられることは少ないということです。
逆に言えば、そのレベルを越えれぱ、中々承認されることはないでしょう。
よって、さしあたりは社会平均生活費≒社会平均収入をベースとして、１日当たりの単価を決めておけばよろしいでしょう。

なお、請求金額に、諸経費の加算を忘れないようにしましょう<(_ _)>