臨時教員免許と普通の教員免許って何が違うんですか？ またどちらが上なんですか？ あと臨時教員って、普通の教員試…

Question

臨時教員免許と普通の教員免許って何が違うんですか？
またどちらが上なんですか？

あと臨時教員って、普通の教員試験？に合格できなかったひとがなるものなんですか？

よく分からないので教えてください。

Answer 1

ちょっと二つの話が混ざってしまっているようです。

「臨時教員」と「臨時免許」は全く関係が無い別物です。

まず教員免許の種類から行きます。
教員免許は以下の4種類に分かれています。
・普通免許
・特別免許
・臨時免許
・特例特別免許
です。

普通免許が大学などの学校で取る普通の教員免許です。

普通免許はさらに
・専修免許
・一種免許
・二種免許
の3種類に分かれています。

専修免許が管理職になりやすい免許。
一種免許が一般的な免許。
二種免許が一生出世できない平社員の免許になります。

普通免許は以上です。

ちなみに普通免許は全国どこでも使用する事が可能です。

特別免許って言うのは10年限定の教員免許で、授与された都道府県でしか使えません。
また普通の人には取る事が出来ず、特別な功績があった人しか取れません。
例えばノーベル賞を取ったとか、オリンピックでメダルを取ったとか、物凄く素晴らしい功績が無いと無理です。

そして臨時免許です。
これは3年間限定の教員免許で、授与された都道府県でしか使えません。
また取得する方法は、学校で教員を採用しようとしたけど採用できずに欠員が発生した場合に限り、勤務先の校長の推薦と欠員になっている書類を提出した場合に限って取る事が出来ます。

例えば田舎の中学だと"技術"の先生が一人しか居なかったりします。
その先生が交通事故で3ヶ月休むとして、代理の先生が見つからなかった場合、数学の先生や理科の先生などに臨時免許を授与して復帰までの間何とかします。
先生が居ないから授業なしって事は出来ないですからね。

と言う訳で、臨時免許を取る事が出来るのはほぼ全員が現職の教員です。
稀に用務員さんに技術、給食室の先生に家庭、保健室の先生に保健が稀に授与される事がありますが、あくまで学校関係者に授与される物であって一般人が取るのは不可能です。

最後に特例特別免許は特別免許とほぼ同じですが、免許の有効範囲が都道府県ではなくて構造改革特区に限るという免許ですね。

以上が免許の種類になります。
臨時免許はほぼ現職教員に授与されると思っておいて下さい。

そしてそれとは別に臨時教員というような教員についてですが・・・
要するにバイトです。
一時的に期限を区切っての採用ですね。

ただこれも2種類あります。
・常勤講師
・非常勤講師

常勤講師とは毎日学校に行き、朝から晩まで居ます。
クラスの担任としても勤務します。

例えば正式採用されている教員が産休及び育休のため、3年間お休みするとします。
この場合3年間限定での採用になります。
正規職員の代わりなので、仕事も当然同じ物になります。

ただ常勤講師の場合には教員採用試験はありません。
講師登録するための名簿があって、登録していると欠員が出来た時に連絡が来ます。
ここで勤務可能だったら勤務できる訳です。

ただ3年勤務できる可能性もありますが、担任の先生が手術なので1ヶ月だけ休みという場合もあります。
こう言う場合には1ヶ月だけの勤務になります。

本来の教員の代わりで入るので、本来の教員の欠勤状況によって勤務期間が変わる訳です。

非常勤講師とは授業時間だけ学校に来る先生の事です。
中学や高校だと授業時間が多くない科目があります。
こう言う科目の授業がある時だけ来て、無い時には帰ります。
当然給与は時給になります。

例えば1週間に1回だけ書道の授業がある場合、書道の先生がその時だけ来るとかそう言うやつですね。

これも当然ですが勤務期間などは状況によります。
またクラス数によって勤務する時間数は変わって来るでしょう。

確かに講師として勤務する人は教員採用試験に落ちた人が多いのは事実ですが、採用試験を受けていない人も居ます。

例えば子育てをしているので週3勤務が良いとか、介護があるので午前中しか無理って言う人とか、何らかの条件がある人が非常勤講師を狙う場合もあります。
なので絶対不採用という訳ではないですよ。

とりあえずはそんな感じなので、とりあえず臨時免許が臨時講師になるための物では無いって事を覚えておいて下さいね。

Answer 2

教員免許に普通用、臨時用なんてありません。
免許を持ってる人全てが教師になれる訳ではありません。先生になる為には教師として採用されなければなりません。
臨時教師は産休等で欠員が出来た穴埋めの為、学校側が期間限定の臨時採用で募集するからです。