解決済み
巫女さんとして勤務されている(いた)方にお伺いしたいのですが。 実際どのような業務がメインなのでしょうか? 巫女舞などもならったリされるのですか?
hkoさま回答を有難うございます。 巫女の常勤にとてもあこがれていたのでこの場をお借りして質問させていただいたのですが、やはり現実と憧れのギャップは大きなものでしょうか?給料が一人暮らしは厳しいくらいに安いようですし、場所によってはお裁縫も習うこともあると聞きました。 また、25歳で定年というパターンも多いようですが、再就職はどうされるのでしょう・・・。色々気になることが多いです。
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某県内では5本の指に入る大きさの巫女でした。神社によって条件は様々ですが私が奉仕していた神社に関して書きます。 ①月の休みは6日でシフト制。 ②装束に着替えなくてはいけないので、8時前出社、8時半朝礼して働き始め。17時まで勤務。 ③高卒か大卒後から勤めて28歳定年。でも実際に定年まで続いた人は少ない。早い所は定年が22です。遅くても30でで定年のようです。 ④日々の仕事内容。 出社後社務所、境内の掃除。授与所準備。祈祷準備。神主さん用のお茶準備。 祈祷受付、祈祷、授与品頒布。案内書作り、それの封筒詰め。お札セット組み、七五三授与品セット組み。お守りの在庫補充や個数確認、発注。お茶出し。電話応対。洗濯。 神主さんの装束準備。 袴や白衣の修繕。我流で適当に繕って直す。 夕方に再度社務所掃除。会計業務。その他片付け。 ⑤繁忙期の仕事。 七五三、正月のバイト募集。その説明会。 バイトの更衣室、装束準備。自分では着替えられないので本職の巫女が総出で着替えさせる。人数比は1:15くらい。 着替えさせたら各々の持ち場に付かせ、業務の説明。 授与品テントで休みなくお守り頒布、授与品やおつりの補充。休憩を取らせたりする。 祈祷番は神殿で祈祷はバイトにまかせて、大勢の参拝者の整列等を率先して行う。手間取ると行列が伸びる。神主さんはまず手伝ってくれないので、バイトの子をうまく使って乗り切らねばならない。 社務所では受付場でクレーム対応。祈願用のお札の補充。指示も出す。 ⑥長時間労働 暇な時期は本当に暇ですが繁忙期は休憩なしで長時間労働。接客業を通り越して肉体労働なので結構キツイ。 七五三は準備や着替えがあるので、7時~18時まで。 正月の大晦日から元旦にかけては、31日の8時~翌日元旦の22時まで。仮眠は取れず食事は31日は昼と夜食べましたが、元旦は1回もなし。 2~10日位まで毎日8~20時過ぎまで働く。 ⑦巫女舞。 大きな祭典や舞付祈祷の希望があれば舞います。 正月は舞いっぱなしですが、それ以外は月5回も舞わない。社務後に1時間程残り先輩達と練習。先生はいない。稀に舞の講習会に行くと、「全然違う」と大幅に直される。 ⑧給料。 諸手当含んで17万8千円。毎月の手取りは15万に微妙に届きません。 賞与と繁忙期手当が高目だったので、これの合計が月給5ヶ月分くらいでした。年給290万くらい。私は5年間勤めましたが、年給310万でした。手取りではギリギリ250万超えたかな?という程度。 年間休日80日程、残業手当含んでこの額は安いと思います。一人暮らし出来なくはないですが、相当苦しいと思います。他の巫女さんも全員実家から。正月なんて実家に戻っても食べる気力ない状態ですので、かなりの覚悟がいります。 ⑨適正のある人。 巫女の仕事は雑用と肉体労働が主。あとは男尊女卑と上下関係が厳しいので、良く気が利いて何でもこなせる人でないとやっていけません。世間のイメージのように大人しく可憐なお嬢さん、というタイプは真っ先に消えていく人です。体育会系、ヤンキー上がり、神経が図太い人が実は適正があります。神経細い人はそれこそ鬱病になってしまう人もいたくらいです。 ⑩再就職。 巫女の仕事自体は何の資格も要りませんし、長年続けたからといって社会に通用する経験として認められるものでもありません。接客経験アリくらいにしか職務経歴書にも書けないです。なので巫女をやりつつこっそりと資格やなんかを取るのがおススメです。私は簿記2級とパソコンの勉強をしておきました。 現在は営業事務として働いています。巫女に比べて仕事が楽で休みが多く、休憩もしっかり取れるのに、何故か年収が巫女5年目の時よりも営業事務1年目の方が20万多かったです。巫女に比べれば大体の仕事が給料が良くて楽に思えるでしょう。あと気を遣うのに慣れているというかクセになっているので、周囲の評判は良いようです。 ⑪再就職Ⅱ。 実は正社員に再就職っていう人は少なかったです。寿退職かフリーターが多かった気がします。あとは医療事務とか歯科助手のバイトか正社員で再就職。医療事務も歯科助手も給料低いからおすすめ出来ないので(何故か人気ですが)、巫女で忙しいながらも資格やスキルを磨いておくことが重要だと思います。 ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、実情はこんなものでした。安くてキツイ仕事なので(女の世界だから精神的にもキツイ)、常勤ではなくバイトでやった方が気楽だと思います。正月七五三以外にも、土日バイトもありますので。でも舞はやらないですね、多分。バイトでやって尚且つまだ常勤が良い、と思うならチャレンジしてもいいのではないでしょうか。 ハローワークにも求人出ています。そちらの条件も見てみたらいかがでしょうか?
なるほど:30
朝一番に神殿の拭き掃除をした後、お酒、水、塩を何ヶ所かにお供えし、榊の入っている花器のお水も取り換えます。榊が古くなると取り換える。その後、神主(権禰宜以下の方)達と境内の掃き掃除をする。後は売店でお守り、御札、破魔矢、その他のお土産を販売。お正月、七五三、お宮参り、その他各儀式時に、御酒を汲んだり、巫女舞も行います。その他来客の接待や電話の受け付けも行います。
なるほど:3
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