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簿記2級の問題で質問させてください。 本支店会計の問題をやっているのですが、 「本支店合併貸借対照表」の「商品」…

簿記2級の問題で質問させてください。 本支店会計の問題をやっているのですが、 「本支店合併貸借対照表」の「商品」の出し方が分かりません。「決算整理前残高試算表」の「繰越商品」の「本店」「支店」を足しても 答えとは違う数字になってしまいます。 答えの「商品」数字を見ると 「本支店合併損益計算書」の「期末商品棚卸高」と 同じ数字になっていました。 「商品」と「期末商品棚卸高」は同じものと考えていいのでしょうか? 同じものだとしたら、なぜ「決算整理前残高試算表」の 「繰越商品」の「本店」「支店」を足した値では ダメなのでしょうか?よろしくお願いします。

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    考え方は3級の「商品(bs)」と「期末商品棚卸高(pl)」と同じです。それに、本支店会計特有の「内部利益」がくわわります たぶん 残高試算表(決算整理「前」残高試算表・決算整理「後」残高試算表) と 本支店合併財務諸表(本支店合併損益計算書・本支店合併貸借対照表) の関係性を区別したほうがいいと思います ■残高試算表 会社内部の帳簿、本店と支店の成績をそれぞれに管理する目的として内部取引、未実現内部利益もわかるように区別してある ■本支店合併財務諸表 会社外部へ報告するもの、本店と支店は1つの会社であるように、内部取引、未実現内部利益はなかったものとして修正して作る 会社外部の人から見たら、本店と支店の間だけで商品がグルグル回っているだけの内部取引、内部利益はあまり意味がないから これを踏まえて 「商品」と「期末商品棚卸高」は同じものと考えていいのでしょうか? 両者の言葉の意味をそのまま受け取るなら、これらは本支店合併貸借対照表における「商品」、本支店合併損益計算書における「期末商品棚卸高」のことなので、両方内部利益が控除された後の額となり、商品評価損と棚卸減耗費がないなら、同じ額です。考え方は3級の財務諸表とまったく同じです 期末商品棚卸高(期末帳簿棚卸高) 商品(期末帳簿棚卸高−商品評価損−棚卸減耗費) 同じものだとしたら、なぜ「決算整理前残高試算表」の 「繰越商品」の「本店」「支店」を足した値では ダメなのでしょうか?よろしくお願いします。 残高試算表は、会社内部の帳簿なので、内部利益が含まれたままとなっています。本支店合併財務諸表に載せるためには、決算整理「後」残高試算表の繰越商品の「本店」「支店」を足した数値から期末の内部利益を引かなきゃなりません また細かいですが、決算整理「前」残高試算表の繰越商品は期首のものなので、その「本店」「支店」を足しても、期末の数値とはなりません <<数値例>> 八百屋さんの本支店会計 期首のミカン1,000(内部利益100含む) 期末のミカン2,000(内部利益200含む) ■期首(前期末の)決算整理「後」残高試算表 繰越商品1,000 繰延内部利益100 ■期首(前期末の)本支店合併貸借対照表 商品900(1,000−100) ● 期末の決算整理「前」残高試算表 繰越商品1,000 繰延内部利益100 期末の決算整理「後」残高試算表 繰越商品2,000 繰延内部利益200 ● 期末の本支店合併損益計算書 期首商品棚卸高900(1,000−100) 期末商品棚卸高1,800(2,000−200) 期末の本支店合併貸借対照表 商品1,800(2,000−200) 注意が必要なのは、決算整理「前」残高試算表にのってる繰延内部利益100は前期末のミカンの内部利益だということです 決算整理「前」残高試算表の繰延内部利益100を 当期末のミカン2,000から引いても、1,900というなんの意味もない数値になります なので 前期末のミカンからは、前期末の内部利益を引いて本支店合併財務諸表にのせる 当期末のミカンからは、当期末の内部利益を引いて本支店合併財務諸表にのせる とミカンと内部利益を正しい対応関係のモノ同士で計算しないとなりません 期末のミカンや、期末のミカンの内部利益は、問題に与えられる資料から、これから計算するものなので、決算整理「前」残高試算表にはのっていません 一応、期末の決算整理仕訳です(たぶん2級試験範囲外) 繰延内部利益100/繰延内部利益戻入100 繰延内部利益控除200/繰延内部利益200 仕入(期首商品棚卸高)1,000/繰越商品(商品:前期末)1,000 繰越商品(商品:当期末)2,000/仕入(期末商品棚卸高)2,000 ーーー決算整理「後」残高試算表はここまでーーー 繰延内部利益戻入100/仕入(期首商品棚卸高)100 仕入(期末商品棚卸高)200/繰延内部利益控除200 繰延内部利益200/繰越商品(商品:当期末)200 ーーー本支店合併財務諸表はここまでやるーーー 全部合計すると本支店合併財務諸表では 仕入(期首商品棚卸高)900 仕入(期末商品棚卸高)1,800 繰越商品(商品)1,800 となり、本支店会計特有の繰延内部利益、繰延内部利益戻入、繰延内部利益控除という勘定科目は相殺されてなくなっています たぶん試験範囲外なので、2級のテキストでは仕訳を含め、あまり細かく説明するテキストは少ないようです。個人的には全部説明しちゃったほうが逆にわかりやすいのにな・・・と思うのですが いずれにせよ、2級の試験では 残高試算表は、内部取引、内部利益が区別されたまま 本支店合併財務諸表では、内部取引、内部利益はなかったことになっている という視点が重要なのと それぞれ対応している、ミカンと内部利益で計算しなければ 本支店合併財務諸表における 期首商品棚卸高 期末商品棚卸高 商品 は計算できないということだけ押さえればいいと思います

  • 本支店会計を理解する上で重要なのが、簿記一巡を理解することで、決算整理前・決算整理後残高試算表のそれぞれの残高が何を意味するのか。たとえば繰越商品勘定・繰延内部利益勘定の残高についてです。さらに本支店会計の場合、帳簿上の締切と本支店合併財務諸表を作成する過程が、決算整理後残高試算表の作成後より分かれるので、このことが、さらにことをややこしくしております。 今のあなた様の質問を見ているとこの帳簿上の締切の過程と本支店合併財務諸表の作成過程が決算整理後残高試算表作成後、二つに分かれるにも関わらず、同次元で述べられているということがお気づきになられると思います。まず帳簿の締切り過程ですが、帳簿の締切過程において、決算整理後残高試算表の繰越商品(商品)の残高は、期末の繰越商品に含まれる内部利益が調整されないままとなっているため、この決算整理後残高試算表の「繰越商品」残高と合併財務諸表の期末商品棚卸高は一致しません。では、帳簿締切上の繰越商品残高は、いつ調整されるかというと、繰越商品に関わる内部利益は調整されないまま期末の帳簿残高となり、会社全体として総合損益の中で繰越商品に含まれる内部利益が「間接的」に内部利益の戻入・控除という形でのみ調整されます。一方、合併財務諸表の作成過程における商品の残高は、帳簿外の組替仕訳の中の控除として 内部利益戻入(PL)××期首商品棚卸高(PL)×× 期末商品棚卸高(PL)○○内部利益控除(PL)○○ 繰延内部利益(BS)○○繰越商品(BS)○○ として調整されることとなります。この二つの系統があるということを念頭にお考えになってください。 また、皆さんがよく間違われる出題として帳簿上の仕訳として前期の繰延内部利益を取り崩して当期の繰延内部利益へと振り替えられるタイミングですが、これは決算整理後残高試算表作成後の決算振替としてこの振替仕訳が切られるため、決算整理前・決算整理後残高試算表の繰延内部利益の勘定残高に異動が生じず、いずれも期首の繰越商品に含まれる内部利益の額を表します。このあたりが本支店間会計を理解する上で最も難しいようです。

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  • 2級は、日商でしょうか? それなら、本店から支店へ商品を渡す際、内部利益が含まれています。文中に内部利益が15%とか20%含まれているというような文が書かれてある場合は、それを除外した金額で計算します。

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