司法書士か弁理士の資格取得を目指そうと考えています。 30代半ばの会社員です。 電気メーカでシステムエンジニ…

Question

司法書士か弁理士の資格取得を目指そうと考えています。

30代半ばの会社員です。

電気メーカでシステムエンジニアをしていますが、2年間限定で取引先に出向しています。出向先では毎日定時に終業するので、土日も含めて終業後に時間を取れる環境になりました。

そこで、時間を有意義に使うべく、司法書士か弁理士に挑戦しようと考えています。取得後すぐに転職は考えておらず、生涯学習の一環と、（早期）定年後の収入につながればいいなという考えです。

司法書士
・法学部出身なので民法・商法の基本的な知識がある。
・多くの予備校が通信講座を開講しており選択肢が広い。

弁理士
・資格取得（高度情報処理試験）による論文試験免除が受けられる。
・TOEIC900点以上なので国際特許関係の業務も可能。
・通信講座の選択肢が限られる。

特許は会社で何度か出願したことありますが、明細書は弁理士さんに任せていました。

簿記を含めて経理分野が苦手なので、税理士や中小企業診断士は候補から外しました。

アドバイス頂ければ幸いです。

Answer 1

登録して10年くらいの弁理士です。
司法書士はあまり分かりませんが、弁理士について回答しますので、判断材料の一つにしてください。

弁理士試験に関して言えば、仕事を辞めて挑戦して結局試験に受からず、去って行った者も沢山知ってます。仕事をしながら短期で受かった者もやはりいます。試験はまた難化傾向（従来に戻っただけ）でおり、言えることは合格した人の殆どはかなり時間や家族を犠牲にします。東大、東工等の有名大を出てても５年以上かかっても受からない人も沢山知ってます。

このため、本気で要領よくやらないと「時間、お金、精神的苦痛（？）」が無駄になると思います。さらに受かって資格を取得しだたけではお金になりません。ご存じの通り弁理士は明細書を書くのがメインの仕事です。この明細書を書くには技術を理解し、（無理難題言う）お客さんに認めてもらえる必要があります。

さらに、明細書を書くには実際の実務（少なくとも5年ぐらい）が必要であり、この実務経験を積むには特許事務所（企業も中にはありますが・・）に転職する必要があります。未経験者が特許事務所の転職可能年齢は35歳くらいなので、ご質問者が30代半ばということですので、ちょっと微妙という感じがします。

弁理士業界は弁理士の数は増えているのに、仕事の件数は減る一方であまりいい状況とはいえません。

それらを踏まえて申し上げますと、弁理士じゃないとダメ！という特別の理由がないと続かないし、取得後の実務（修行？）も厳しいと思います。ただ、全然無理かというとそういう訳ではなく、未経験者が40代半ばで合格して立派に独立した方も知ってます。さらに質問者は英語ができるというので、アドバンテージがあると思います。ＩＴ分野もまだそれなりに案件はあると思います。そして、実務ができて、お客さんがついて、独立したら定年はありません。

Answer 2

司法書士元受験生です。諦めてしまいましたが・・・
司法書士も独学はかなり厳しいですね。それに、会社を
辞めて専業で１日１０時間とか勉強している方も普通に
います。また、苦労の末、合格できても成功するには確
固たる得意分野や営業力が不可欠です。確かに書士会の
講習や勉強会はありますが、それだけでどうにかなるも
のでもないですし、既存の登記業務はベテランや金融機
関との繋がりがある方の牙城を切り崩すのは正直困難な
ため、過払い金返還や少額訴訟、後見人など近年開拓さ
れてきた分野や得意の英語やITなどを活かせる新規業務
を開拓しないと成功は難しいでしょう。その点では行政
書士のほうが制約が少ない上、難易度も下がるため、適
正を試すのにはいいかもしれません。また著作権周辺も
守備範囲としているため、弁理士の足掛かりにもなり得
ますし・・・

Answer 3

メーカー勤務なら弁理士だろ。英語能力も生かせるし。それに弁理士は結構合格者平均年齢も高い。つまり社会人が多く受験して合格しているということ。

Answer 4

資格取得は４０代前後と考えると、弁理士は止めた方がいい。

４０歳を回って下積みをさせてくれる事務所はないから。もう教える立場になってないと。。。弁理士試験に合格しても就職できない合格者が続出しているし。正直試験に合格しただけでは仕事にならないし。

司法書士の方がまだいいと思います。無償ではあるが高齢合格者でも下積みをさせてくれる制度があるから。