製薬会社や医療についての質問です。 製薬についての本を読みました。

Question

製薬会社や医療についての質問です。

製薬についての本を読みました。利益を出すために病気でないものにも病名をつけて薬を服用させたり、新しい効果がある薬が開発できないので、微妙に成分の構造を変え、利益につなげようとがんばったりしているようなことが書いて有りました。

一般の企業は利益追求をさせることで競争が働き技術が進歩したりサービスが良くなりますが、製薬・医療にこれをもちこんでよいのでしょうか。

利益追求で、医者に行っても無理やり欲しくもない薬を沢山出されお客さんは得するのでしょうか。

なんだか、製薬・医療と利益追求は相性が悪いように思えます。

皆さんはどう思われますか？

又、もし、こうすれば良くなるなど改善案が有りましたらお願いします。

補足

ご回答ありがとうございます。

読んだのはビック・ファーマという本です。
かなり前に読んだので、細かい部分を忘れてしまっており意味不明な質問になってしまいました。
製薬会社についてのみの質問ということでお願いします。

＞痕製薬会社ですが、ジェネリック専門の会社は別として研究開発費が莫大にかかります。しかも一般的に10年に一剤開発できればいい方・・・10年間利益がないのに研究開発費はかかる、ちょうどウィスキー製造で熟成される期間どうやって会社を維持していくのか・・・によく似ています

ちょうどこの部分についてお聞きしたいのです。
新しい薬なんて、どれだけ優秀な研究者を集めていても、そんなに出来るわけではない。しかし、発明という成果が出なくても人件費や設備など研究環境を維持するには莫大なカネがかかる。そのために製薬会社は本当は人間に必要の無い薬でも沢山売って利益を得なければならない。必要の無い薬を服用させるのは人間の害になる。

それで、利益追求は人のためにならなくて相性が悪いのではないかと思うのです。

Answer 1

まずどんな本なのかわかりませんが
随分とといい加減な本を選びましたね
最初にお断りしておかなければならないのは
医療では「儲け」てはいけない
まして「商売」ではないので
医療機関が薬問屋から仕入れた金額は基本的に
患者さんが支払う金額なのです
これを「薬価」と言い毎年改定されています
改定のもとになるのは・・・
問屋から医療機関への売価（医療機関にとっての仕入れ価格）
この仕入れ価格と薬価に差があると薬価は
仕入れ価格に限りなく近くまで値下げされる仕組みなのです
医療機関は仕入れ価格を安くしたら欲と荷には薬価が下げられるのです
だから、薬代金による利潤はほとんどない！！！
まして
院外薬局への処方箋方式だと
此処での利益（設け）は完全に「0円」です

痕製薬会社ですが
ジェネリック専門の会社は別として
研究開発費が莫大にかかります
しかも一般的に10年に一剤開発できればいい方・・・
10年間利益がないのに研究開発費はかかる
ちょうどウィスキー製造で熟成される期間どうやって
会社を維持していくのか・・・によく似ています
ただウィスキーはそれ以後毎年販売することができますが
新薬は
また10年ほどかけて開発しなければならない！！！
因みに40ねんいじょうまえ
製薬会社の研究所に居たとき
実験用のマウス、一人で1回に300匹それを週4回（月間16回）
300×1＝4800匹・・・1匹150円（当時の価格）で72万円
これは研究員一人で1月間に使うマウスの代金！！！
しかも一字スクリーニングという全く先の見えないところにかかる
費用のほんの一部だけです
当時の大卒初任給は3万円程度！！！
どれだけ研究費がかかるかご理解いただけましたか

Answer 2

偏向報道のため誤解をされていることが多いですが、薬をたくさん出しても医師は儲かりません。

薬の数が一定を超えると報酬を減らされるため、むしろ収入は下がります。

高い薬を出しても儲かりません。
高い薬ほど仕入れの値段も高く、在庫リスクがありますから、赤字が出やすくなります。

今では都市伝説の類ですが…