解決済み
司法試験は難関で知られますが、その実態は裁判官候補選抜試験といっても間違いありません。 司法試験の席次、および司法修習での成績を元に、成績上位者から裁判官への任官が打診されます。裁判官は国家公務員であり定員が決まっていて退職者補充ですから希望したからといってなれるものではありません。 つまり難関の司法試験でさえ、将来の裁判官を選び出すための予備試験のような実態があります。で、ごく一部の選ばれた方が裁判官、残り多くの方は弁護士、検事の道を選ぶわけです。 中には成績優秀で打診があっても弁護士を目指す方ももちろんいらっしゃいます。何しろ裁判官、検察官は国家公務員ですから全国転勤があります。東大、京大あたりの卒業で成績優秀なら都市部の法律事務所に勤務して莫大な収入を得ることも可能ですしね。 悪人を擁護する弁護士・・というのはあなたの常識の欠如です。容疑者であって悪人ではありません。無罪判決だってたくさん出ています。さらにいえば企業法務の仕事につく弁護士はほとんど法廷に立つことさえありません。
司法制度改革として、法曹人口の拡大をめざしたのが10年くらい前だと思いますが、当時日本の法曹人口は2万人あまりで、そのうち裁判官10%、検察官6%、残りの80%あまりが弁護士でした。 つまり、一口に裁判官、検事、弁護士といいますが、絶対数が違います。また、裁判官や検察官は公務員ですので、普通は定年まで組織の中で働きます。 そういうわけで、弁護士が人気が高く、裁判官や検察官が人気がないわけではありません。むしろ、裁判官や検察官を希望してもかなわないので、弁護士をする人も多いと思います。 それから、悪人を裁くのが裁判官や検察官で、弁護士は悪人の擁護をするというのは、一面的な見方ではありませんか?本当に悪人なのかどうか、どのくらいの悪なのかを証拠によって明らかにすることが彼らの役目だと思います。
何を言っているんだ。 裁判官も検事も弁護士資格は必須じゃないか。 弁護士を目指さずして裁判官も検事も目指すことはできないんだから、弁護士を目指すというのは妥当な論法だと思うがね。 でもって裁判官だろうが検事だろうが悪人に罪を与えたり裁くことはできないぞ。
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