なぜ浪人しようとは思わなかったんでしょうか。 建前論を言えば、学歴も資格もその人の人間性や努力を間接的に表現するための手段に過ぎないので、評価の上では、資格は学歴に等しい機能を果たしてると思います。 しかし現実問題は、学歴は共通尺度であるのに対して、資格は、極一部のものを除いて、特定の業界・ジャンルにおいての尺度としかなり得ません。 その上、学歴は社会の共通尺度であるがために、それだけで人間性に対するバイアス機能を持つのも事実です。 質問者様の目的が、上記にあるような、全般的な社会的評価を得ることにあるなら、学歴をカバーできる資格は極一部の名の知れている難関資格しかないと思います。 ただそれは所謂難関大学に受かる以上に大変なのは言うまでもありませんし、簿記1級は確かに簡単では無いですが、肩書きとなり得るような難関資格とは言えません。 一方で目的が、ある特定の企業の特定の職種に就くために学歴をカバーできる資格を取りたい、というのならその特定企業で有利となる資格を得れば良いとも考えられます。 ただ、その場合でも懸念があります。 よく就職活動には学歴フィルターがあるなんて言われていますが、これは事実とも嘘とも言えます。 それは学歴フィルターを用いずに、公正なSPI等の一般教養を問う試験を行ったところで、殆ど学歴通りの結果にしかならないからです。 その一般教養というのが、大学入学までに培われた基礎がモノを言うので、そこでつまづくおそれが大いにあります。 将来に不安を持つのなら、就職のためにも、自分の能力のためにも、(仮面)浪人するなり、編入を目指すのを薦めます。 大人も真剣に諭してくれる人も少ないでしょうし、学生本人も世の心理・現実を諭されてるなんて思えないでしょうが、大学の存在が人生の岐路になる人は多いでしょう。 人生の岐路はそう何回もないですよ。
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