解決済み
大学を卒業したら図書館で働きたいと思っています。募集要項に司書の資格が必要のものが多いため、司書資格も取得しようと思っていますが、仕事内容は司書以外のものでも頑張ろうと思います。図書館での仕事は、貸出など来館者と接する仕事以外ではどのようなものがあるでしょうか?またそういった種類の仕事のほうを選択することは可能でしょうか? また、図書館でのボランティア経験は面接の際にプラスになるでしょうか? 将来のことなので、真剣に考えています。どうぞよろしくお願い致します。
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まず、司書資格は必須です。しかし、資格を持っていても、就職先が圧倒的に少ないのが、司書と学芸員です。普通の企業とちがって、毎年、新卒採用、欠員の出た時しか採用しませんから。そして、資格を持っている人は、けっこういるので、当然、きわめて狭き門になります。その辺は、覚悟なさってください。 さて、めでたく採用された場合、図書館での仕事は多岐にわたります。新刊本の発注、リクエスト本の発注、延滞者への催促、本の修理、本の整理、他館からのリクエストへの応対、新刊導入による検索端末のデータ登録、貸出カードの発行などです。 ボランティア経験は、プラスになることはあっても、マイナスになることはないでしょう。また、そこで、コネをつけることも可能かもしれません。 想像以上に大変な仕事です。土日祝日、出勤ですし。頑張ってください。
司書資格は取っておいた方が良いですね。 ●仕事と雇用 図書館の中には様々な仕事があります。 主に司書がやっている仕事は、利用者に直接見える仕事以外にも色々あります。資料を選んで、買って、システムに登録し、棚に並べ、保存し、不要になったら捨てる一連の作業。(データベースなどは買わずに使用契約ですね。)図書館間や学校図書館などの連携施設との物流、サポート、連携事業。講座やおはなし会や研修会や様々なイベント等々。システム構築と管理。貸出しも来館者に対してばかりではありません。図書館利用に障害のある利用者に郵送貸出しを行ったり、移動図書館などで本を持って行くこともできます。 司書以外の人達がやることが多い業務もあります。 例えば、人事、会計、福利事務、施設管理などの庶務的な仕事です。公立図書館であれば、一般行政職採用の人が配属になることが多いですね。(3~5年程度で異動。)大学図書館や学校図書館は事務がいますが、図書館内では無く事務室が別にある場合が殆どです。国立国会図書館は、採用後に司書業務や一般事務などに分けます。(詳しくは、国会図書館の採用ページをどうぞ。)私立は詳しくありませんが、あまり切り分けられている話を聞きません。 民間企業に委託されることが多い業務もあります。 例えば、清掃、警備、施設管理、資料搬送などです。民間企業側に就職することはできますが、図書館に配置になるとは限りません。図書館と企業の契約も短ければ1年で切れますからね。清掃や警備だと、受託企業側でも非正規社員ですし。 就職についてお調べでしたら、司書職採用をしていない自治体や図書館を外注しているところをたくさんご覧になったと思います。 直営で司書職採用をしていない自治体では、司書的なことも含めた図書館の仕事全体が、通常の一般行政職の仕事の1つとして認識されます。一般行政職で採用になった人が配属さ、3~5年程度でまた別の部署に行くのです。異動希望は出せても叶うかどうかは別の話です。 外注の場合、受託業者側の正社員は一握りです。契約やプロジェクト管理をやるような人間は現場には出ません。 なお、図書館をビジネス相手とする企業は色々あります。図書館には常駐しませんが、図書館のプロデュースをしたり(例えば幅允孝氏など。)、図書館用品や図書館システムを作って売ったり、図書館を建てたり…。司書的な業務とは直接関係のない仕事も色々ありますよ。 ●図書館ボランティア ボランティアでは、繁忙期や夜間に大学生がやる図書館バイトよりも携われる仕事は少ないです。それ自体が確実にプラスになるとは言い難いです。ですが、そこにいる間にアンテナを張って情報を仕入れ、図書館の抱える問題や自分が働く際のビジョンなどを考え、面接で自分がいかにお買い得な人材かを伝えられればプラスにはなるでしょう。 また、館種によって求められるものが異なります。音訳ボランティアや読み聞かせボランティアなどに4年間携わり、積極的な活動で経験を積み、スキルを身に付けられれば、公共図書館ではプラスになる可能性はあります。(大学図書館では不要なスキルです。)
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