まず看護師(昔は看護婦)が昔は低賃金であったというのは誤りです 看護師の仕事は昔はとくに3K(きつい危険汚い)で人の好まない仕事であったのですが、資格を取れば確実に就職できると同時に学歴問わず「助手」として採用し学費を病院もちで専門学校に通えるなどの利点から、おもに経済的に恵まれない家庭の子女が就業する仕事として選ばれる傾向がありました。その当時から、3Kにさえ耐えれば(学歴などを無視して)それなり以上の収入を得られる仕事として認識されていたのです。そのためシングルマザーの選ぶ仕事などとしても重宝がられるところがあって色々揶揄される部分も歴史的にはありました(今もそういう面は否定できませんけどね) 看護師の労働環境が良くなった背景は色々ありますが 一番は「看護協会」の存在です 政治的に頑張った結果、法的制度的に改善が進んだ結果です 看護師の人数が増え、政治的にまとまって動く環境が産んだといえます 医療制度を変更すれば看護師不足が進み現状のようになるのは当たり前でした それをきちんと「利益誘導」した結果です 少し前の衆院選の比例代表で看護の推す候補が医師会の推す候補よりも上位にきたといって話題になったことがありますがそれもこうした活動の成果ですね 医師の環境はそれに比べて劣悪なままですが それは開業医という経営者の感覚と勤め人である勤務医の感覚の乖離もですが 根本として医師の人数の少なさによります 資格に守られていること またその数が考慮されるべき数であること 集団としてまとまって行動していること 社会制度を変えることで自己の有利な制度を導いたこと これが看護師の待遇の改善の理由です 介護業界が劣悪なのは そのどれも満たしていないことと そもそも介護職に専門性があまり認められていないことです 単純労働並みの認識がなされている点が大きいと思います 一時期土建業の余った人員の行き先にあげられたこともあるくらいですからね
なるほど:6
長年看護師をしていますが、特別低賃金であったとも思いませんが、特別高賃金とも思いません。 仕事内容や労働環境を考えると、高い部類ではないでしょう。
なるほど:3
昔低賃金だったという話は40年以上前を思い出しても納得できません。 とにかく人手不足です。供給不足なんですよ。当然給与は上がります。賃金の高い専門職というのはそういうことです。
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