解決済み
消防の纏いはどんな意味があるのでしょうか?消防団に入っていますが、全く意味が分かりません。入っているからにはどうしても知りたいです。ネットで少し調べましたが、団員の士気の高揚と書いてありましたが、昔はこれを振ると、どのように士気が高揚するのか、、、また、それ以外に火事を知らせるまたは、己の居場所を知らせるという目的もあるのでしょうか?ぜひ、教えてください。よろしくお願いいたします。
289閲覧
町火消の時代(江戸時代)には,各消防組(町火消)には纏がありました。 これは,火事の知らせを受けて真っ先に到着した組の者が屋根の上に上がって「再先着した」という事を住民に見せるという意味と,重点的に消火活動をすべき場所を示していたそうです。 江戸時代には,現代のような消防車や消火栓はありませんでしたので,規模の大きな火災が発生すると,延焼方面の建物を壊し,防火帯(燃えるものがない状態の場所)を作って延焼を阻止しました。 江戸時代は一般の市民が暮らす住宅街は「平屋の長屋」というのが相場で,比較的簡単に破壊することが出来ました。2階建ての建物と言えば商家などで,そんなに多くはなかったのです。 纏を振る者は,屋根上から風向きなどを判断して「この辺りの建物を破壊しろ」という指示を出していたのです。 ですから,消防組からすれば自分の組の纏が降られれば「真っ先に駆け付けた」という事と「消火活動の指揮を執っている」という意味になるので「士気の高揚」を図ることができますし,纏をもった者の下の建物まで延焼させれば「消防組の恥」となったわけです。 この消防組は江戸の町を守っていましたので,東京都の消防団であれば「消防の証」という意味合いや,伝統を受け継ぐという意味から,纏が残されているのでしょう。 私の住む町では,ほとんどの消防団に纏はありませんからね。(東京ではないので)
なるほど:1
昔からの名残としか言いようがないね。 ただの象徴だ。 目的の第一は、「景気づけ」だ。 大学応援団の、団旗みたいなものでね。 試合が始まると、終了まで絶対に旗を下ろさない。 選手と一緒に闘っている人間がいることを知らしめるわけ。 そうやって、選手の勇気を鼓舞する。 ワッショイワッショイと、火事場という危険地帯で活動する団員を鼓舞する。 次は、団体の識別だろう。 町内に複数の火消し組があったから、火事にはいくつかの組が入り乱れて 活動をすることになる。火事場の混乱の中で後から駆けつけてくる団員が、 自組がどこで活動しているかの目印になる。 まぁ、修学旅行のバイスガイドが「~号車」の旗をもってるようなものだな。 まぁ、今となってはただの遺物で、実際的な有用性はほとんどない。 でも、お揃いのハッピ着てそういう小道具を備えれば、「それらしく」見えるじゃん。 団員も「イザと言う時はやったるで。」と言う気になりやすい。 モチベーション的効果はある。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
消防(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る