既婚者であえて正社員ではなくアルバイト、パート、派遣等で、働かれている方へ質問です。(正社員になれないとかではなく) …

Question

既婚者であえて正社員ではなくアルバイト、パート、派遣等で、働かれている方へ質問です。(正社員になれないとかではなく)

どうしてそういう働き方を選んでいるのですか？将来の不安はありますか？今正社員なのですが、まとまったお休みが全然とれません。かたや夫はバイトで(本人希望)好きな時に国へ帰ります。年末年始も３週間とか。来年６月も帰るそうで、さらに８月頃にも義父がヨットで長期クルーズに出るから付いていきたいなーなんて言ってます。私も本来海外旅行がとても好きです。彼に嫉妬？イライラします。この生活羨ましすぎる！

私も派遣にしようかな。でも歳をとったらどうなってしまうんだろうと考えてしまいます。愚痴になってすみません。

働き方について客観的にご意見お願いします。(二人共二十代です)

Answer 1

現在30台半ばの英会話講師をしています。派遣社員です。

僕のまわりはほとんどが既婚女性講師ですね。みんな派遣社員です。

僕の見るところ、彼女らは生活の基盤が夫の稼ぎにあって、自分はやりがいとか、あとは、まあ、スーパーでレジはるより短時間で高い時給で働けて小金が入るからという人がほとんどであるように感じます。

もちろん、そういった理由ではなく、好きだからやっているとか、生活のために必死でやっているという方もいらっしゃいますが、圧倒的に上記の「小遣い稼ぎ」程度のようです。

僕から見ても、正直「気楽でいいなあ」と思いますね。

そのように、日本の場合、結婚してしまえば、女性は男性に経済的にたよることのできる制度なり慣行なりがのこっているのですね。道理で女性の社会進出が進まないわけですね。

夫の稼ぎにたよっている主婦にしてみれば、正社員優遇時代に終止符を打とうとしている安部政権にはノーをたたきつけることでしょう。夫が正社員じゃなくなったら大変ですからね。

逆に、本当に社会で活躍したいと思っている女性にしてみれば、正社員だのなんだのと複雑なことはどうでもよくて、要は何の差別も区別もなく働ける雇用制度ならいいという考えを持っているのではないかと思います。

でも、現実にはもっとしたたかに生きてる男女がほとんどでしょうね。

つまり、妻も夫も正社員で、そのまま正社員が優遇される制度が続いてほしいと思ってる集団ですね。そうすることで、非正規の男女を使い捨て、自分たちの生活を保守する人たちです。

男性も女性も、一度正社員になってしまえば、その「ご身分」にひたすらしがみつきます。

結局は、そういう「自己中心主義」という考えが日本に雇用環境の進化を停滞させている元凶であるように思われます。

たいていの人たちは、存外、短絡的です。

正社員制度なんて、もう余命いくばくもない制度なのに、その制度にしがみつくことしか考えていない人がほとんどですから。

雇用環境の劣悪性は、その意味で、政治家だけの責任ではないとおもいます。有権者であり、いまや「既得権益層」になっている「正社員村」の村民にも、当然責任はあるものと考えます。