会社の経営が悪化しておりリストラされそうです。 建設関係の会社に勤めておりますが、人手不足による人件費の増加や資材費高…

Question

会社の経営が悪化しておりリストラされそうです。
建設関係の会社に勤めておりますが、人手不足による人件費の増加や資材費高騰のため資金繰りが悪化しており、経営状態がかなり苦しくなっています。このままでは、倒産するか解雇されそうです。

この仕事は１５年以上の経験があり、１級土木施工管理技士・1級建築施工管理技士などの資格を取得しており営業の経験もあります。
リストラされる前に退職して、他社に転職するか若しくは独立して自営を考えています。
このような場合、雇用保険か何かで国から助成金等を受けることができるのでしょうか？

Answer 1

>会社の経営が悪化しておりリストラされそうです。
>建設関係の会社に勤めておりますが、人手不足による人件費の増加や資材費高騰のため資金繰りが悪化しており、経営状態がかなり苦しくなっています。
>このままでは、倒産するか解雇されそうです。

人手不足で解雇するのではどちらにしろ倒産でしょう。

>この仕事は１５年以上の経験があり、１級土木施工管理技士・1級建築施工管理技士などの資格を取得しており営業の経験もあります。

再就職はさほど難しくないでしょう。

>リストラされる前に退職して、他社に転職するか若しくは独立して自営を考えています。

これは考え方の問題ですが、雇用保険の問題からあわてて退職するよりも、転身の準備はしつつもう少し様子を見ることも考えられます。

>このような場合、雇用保険か何かで国から助成金等を受けることができるのでしょうか？

新規に事業を開始する場合、条件はそれぞれありますが、事業を支援するための助成金制度がいくつかあります。

例えば受給資格者創業支援助成金がありますね。
雇用保険の加入期間が5年以上で、ハローワークで求職の申し込みをし、失業手当をもらえる資格のある者が創業して、創業後1年以内に人を雇うと創業時に使った費用の一部を助成してくれます。
この受給資格者創業支援助成金を利用する場合は、まずは自分の住んでいる地域のハローワークへ行き、求職の申し込みをしましょう。
その時に確認することは、自分の雇用保険の加入期間が5年以上あるかですが、これはクリアしているようですね。
もし雇用保険の加入期間が5年以上でなければ、もう、この助成金を利用できる資格がありません。
それ以外として以下の要件を満たしているかを確認しましょう。
・自らが原則として、設立した法人等の業務に従事すること（サイドビジネスはだめ）
・法人の場合は、自らが出資をして代表者（代表取締役）であること。
・創業後、3カ月以上事業を行っていること。
・支給申請をするときに、雇用保険の適用事業所であること。
・法人等を設立する前日迄に、失業手当（基本手当）の支給残日数が1日以上あること。
・法人等を設立する前日迄に、自分が求職の申し込みをしたハローワークへ「法人等設立事前届」を作成して、提出していること。
以上の要件のどれか一つが欠けても、この助成金はもらえません。
この受給資格者創業支援助成金は、法人等を設立する前日までに、法人等設立事前届と雇用保険受給資格者証又は雇用保険短時間受給資格者証のコピーを添付して、自分が求職の申し込み（本人が住む地域を管轄する）をしているハローワークへ提出しなければなりません。法人等を設立してから計画書を提出しても、1円も助成金はもらえませんので注意してください。

Answer 2

自営業に切り替える場合は、失業保険適応外となり支給されません。雇用されるが前提条件となります。