解決済み
今の日本の経営者の資質が昔に比べ、低下している原因は何ですか昔は、経営の神様と言われる、松下電器の創業者、松下幸之助という、水道哲学の経営者がいて、松下政経塾などで従業員の教育を重視していましたが、今の経営者は、牛丼チェーン店や居酒屋チェーン店、ファッションブランドの全国チェーン店、大手家電量販店などの経営者を中心に、単に従業員を金儲けの道具として奴隷や機械のような部品として扱っているようでなりません、「356日24時間死ぬまで働け」と言う経営者には、正直唖然とします。何故こうも経営者の資質が低下してしまったのでしょうか、その原因と理由について、ご意見ご回答を宜しくお願い致します。
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いろいろ考えられます。第一に社会的条件の変化です。 戦後まもないころの日本は農業・漁業・林業などの従事者が人口の8割で、為替レートは1ドル360円でした。大学卒業者は全体の中の少数でした。中卒が労働者の大半で、高卒も少数でした。 また良くも悪くも社会党や共産党、新左翼、労組、農協も今より大きな政治的勢力でした。ソ連東欧中国は市場主義経済ではありませんでした。 昔は松下幸之助や本田宗一郎のような丁稚奉公上がりや、職工上がりの経営者も大勢いました。雇用者と使用者の距離感が今より近い会社が多かったといえます。中小会社の数も今とは比較になりません。銀行の規模も今と昔では全く違います。 それがいつしか、円高ドル安で1ドルが100円以下になり、大学進学率は5割に迫り、銀行は合併に次ぐ合併でメガバンクとなり、8割だった農業漁業の従事者は激減し農協の政治力も衰え、ソ連は崩壊して左翼や労組の政治力も衰えました。 円高ドル安の変動相場制と銀行合併で、見せかけの資金力は巨大になりましたが、それはかならずしも経営のノウハウと比例していません。かつての松下や本田のように技術や創意工夫による競争ではなく、会社合併や資金調達による競争がメインになっています。 わかりやすい例が最近のジブリ映画です。監督や脚本の力でなく、鈴木敏夫のような、自分は絵も描けない、脚本も書けないプロデューサーが、電通や博報堂、ディズニースタジオジャパン、日本テレビなどの資金力で莫大な興行収入や配給権、ジブリの実質的な経営権を手にしています。 もちろん昔から資金調達による競争はあったわけですが、ニクソンによる金本位制の廃止からは見せかけの資金の量が激増しています。それだけいわゆる「虚業」で成り上がる成金が増えているわけです。 資金の量が増えれば、技術や創意工夫がなくても、商品や土地の買い占めや安売り競争で競争相手を潰すことも可能です。 しかし商品や土地の買い占めや安売り競争で成り上がった会社が、質の高い商品を作るのは困難です。質の高い商品を作る経験も技術もないからです。こうなるとひたすらに買占めと安売りで競争し続けるしかありません。 まあこうなった現状の根本にはアメリカがあるといっても確かに過言ではないでしょう。安売り食品の元祖はマクドナルドです。大規模小売店舗法を廃止されたのも、コダックによるフジフィルムの提訴がきっかけです。amazon.comは世界一のブラック企業と呼ばれています。 アメリカの経営者には、まだ南北戦争以前の黒人奴隷制度によるプランテーション農場のような観念が残っているのかもしれません。イギリス人も植民地でインド人にアヘンを作らせて、中国人に売って、その代金で紅茶を買って飲んでいました。アメリカやイギリスの経営学には伝統的に人権無視や人種差別があるといえます。今の日本の経営者はそれをマネしてるのかもしれません。
昔の商人には 損して得とれ という人情溢れる商売道がありましたが、 現代日本は安倍を始めとする利益絶対主義、 強きを助け弱きをくじく 完全弱肉強食主義が蔓延ってしまい、 社長は完全に利益を追求しなければならない社会になったからです(>_<) 安倍や小泉がアメリカの犬となり、全てアメリカの利益になるように国民を導いたからです(:_;) もう、偉大な経営者は生まれないでしょう(>_<) 全ての諸悪の根源は 安倍と小泉です(>_<)
なるほど:1
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