解決済み
特色(スポットカラー)による印刷について、初歩的なことをお尋ねします。 現在、多くの会社で使用される共通のマークをコンペでデザインしています。この共通マークは、各社のパンフレットや名刺に印刷されます。この共通マークには2色間でグラデーションを使用したいと依頼元からの要望にあります。 そこでお尋ねしたいのですが、 1.パンフレットや名刺の印刷というのは、通常は特色ではなくCMYKのプロセスカラーでしょうか。 (要望にあるようなグラデーションにはCMYKを使用し、特色は使用できないと思っています。) 2.各社のパンフレットや名刺の一部に例えば金色が使用されるような場合は特色での印刷になると思いますが、その特色印刷に加えて、今回の共通マークを(グラデーションがあるために)CMYKで印刷するようなことは一般的に行われることでしょうか。 また、このように異なる種類の印刷を重ねて行うのはどれくらいの手間になるのでしょうか。やはりコストアップになりますでしょうか。 初歩的な質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。
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ポイントは、なぜ2色なのかってことですね。 イメージとしては、プライバシーマークやFSC森林認証マークみたいな物で良いですかな? 質問の回答になります。 チラシやパンフレットは通常の絵柄+ロゴになると思いますが、ロゴを特色にしてしまうと、当然ながら1色分プラスされてしまいますので、印刷コストは上がってしまいます。印刷コストとは校正費(色校含む)、刷版、用紙、印刷代全てを含めたものです。 また印刷のロットが多くなると、平版印刷ではなく輪転機を使用します。 平版印刷機は5c/5cはたくさんありますが、殆どのオフセット輪転機は4c/4cなので、5c/5cの輪転機を探さなくてはなりません。 特殊機械の部類に入りますので、価格競争の対象にはならず何社も相見積もりが取れないので、ほぼ言値になります。 それだけではなく、特に繁忙期は機械が埋まってしまいますので、最悪の場合は印刷出来ない。なんてこともあり得ます。基本は定期刊行物が優先になりますから。 この場合2色追加ですから、6色の平版または6色の輪転機が必要になるかと思います。 平版印刷機は探せばあると思いますが、輪転機に関しては聞いたことがありません。 名刺に関しては、やり方は色々あると思いますが、社員数がそこそこいる会社であれば台紙を刷ってしまい、後から名前、部署、メールアドレスなどを入れるのが一般的です。社員数あまりいない会社であれば、オンデマンドでやってしまう場合もあります。そんなに値段の張る物ではありませんので、各印刷会社のやり方にもよりますが、そこまで気にする必要性はないと思います。 最初に書いた、プライバシーマークやFSC森林認証マークは確か…特色の色番号とプロセスでの割合の規定があったかと思います。 よくやるのはそんな形でプロセスと特色で2種類用意し、印刷の用途によって使い分けて貰うことで今後のコストダウンには繋げるやり方です。何よりも印刷会社としてはやりやすいと思います。※印刷会社がやりやすい=どこでも印刷できる→コストダウンに繋がるし、年末を除けば機械がいっぱいで刷れないということはまず無い。 下記のサイトはDICをCMYKに変換してくれ、近い数値は出ます。(ご存じだとは思いますが) 参考にしてみてください。 http://www.dic-graphics.co.jp/cgi-bin/cs_check8.cgi 金色はまた別の話しになります。 印刷会社は(定かではありませんが…)銀・金・パール系の印刷代は通常の2倍(2色扱い)だったような気がします。 印刷コストは1色多いので上がります。 精細感を求められますので、印刷会社にはあまり好まれません。 印刷自体は5色機の平版印刷機を使えば出来ます。 ですが、一般的にというようなくらいの需要はないと思います。 金・銀は圧倒的に箔押しの方が多いと思います。 以上、一部質問の回答とは反れており、分かりづらい説明ですがご容赦ください。
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