潜水士に詳しい方、関わっている方に質問です！私は高校2年の女子ですが、最近潜水士という仕事を知りました。が、救助とか工事…

Question

潜水士に詳しい方、関わっている方に質問です！私は高校2年の女子ですが、最近潜水士という仕事を知りました。が、救助とか工事とかそういう方向性のみの仕事なのでしょうか？軽いものではないということは承知していますが、やはり女子で、それもあまり体力があったり運動神経の良い方ではないので、向いていないでしょうか？
あと、潜水士とダイビングインストラクターの他に水中に潜る仕事ってあるんですかね？良ければそちらも教えてください！よろしくお願いしますm(_ _)m

Answer 1

元海自で潜水士やってました。
今は民間で働いてますが、船が半分潜水半分ですね。

民間と公務関係の潜水士の違いは、一言では言い切れませんのが実情かと思います。
特に国家公務員の潜水士は、通常の身体検査の他に適性検査などをクリアしないとなれません（海自・海保など）。

地方の消防や警察では、適性検査をやっているところはあまり無いと思います。
（その部署の人で資格持ちがいないとまずいから資格を取って来いって感じだと聞いてます）

例えば、幾ら頭が良くとも眼が悪いと戦闘機乗りになれないというのと同じところですね。

民間の潜水士試験は、基本的に泳げる泳げない関係なくペーパー試験さえ受かってしまえば潜水士を名乗れます。

そもそも潜水器具を付けて潜るだけなら潜水士の免許は必要ないんです。
それを業務で行う場合に必要だと言うことだけです。

ダイビング免許のCカードなるものも国家資格だと思い込んでいる人も多いです。
そもそもただレジャーで潜るだけなら本来は全く必要のない資格なんですが、それをいうと元も子もないところもあると思います。

ただ思うのは、レスキューダイバーとかの民間資格もあるようですが、それがあるからと言っても、そういったことに対する専門の教育を受けている訳ではありませんし、そういった危険な現場に入り込める訳もない訳ですから大金積んで取得しても何の意味があるのか不思議におもいますね。

民間のインストラクターも国家資格の潜水士を持たないと本来は出来ないのですが、上記のように民間資格を勘違いして無資格でやっているところが多数みたいですね。

あとですね、潜水士の場合は筋肉質な人だと酸素の消費が激しいので現場や状況によっては向かない人もいる。

基本的には運動神経はあまり関係なくてですね、臆病なくらいが一番いいですよ。
何でも早くという考えじゃなくて余裕を持つとか引き際を考えれる人が一番安全に仕事を行えるという信用は得られると思いますよ。

なんでも勢いとか、映画の見すぎで無茶する人結構多くてそういう人は逆に人を危険な目に合わせたりだとか事故を誘発させますから。

工事関係は、会社によって様々なようですが・・・無知から来る無茶をさせる会社が多いそうです。

私の場合は、潜った深度関係なくして潜った日は絶対に飛行機や山越え移動はしない、必ずその後の仕事と翌日は休みという条件でやってます。

年齢的なこともありますが、ダイビングしてそのまま飛行機に乗って減圧病になった人のその後を実際に見ているから尚更です。

その方は、車椅子生活ですよ・・・・・

水中の中では、限られた空気の中でどれだけ効率よく動けるかが大切です。