中小企業退職金についてお聞きします。毎月の積立金が変更になった場合は、従業員に知らせる義務ありますか？

Question

中小企業退職金についてお聞きします。毎月の積立金が変更になった場合は、従業員に知らせる義務ありますか？申込書の控えは持っていますが、共済手帳をもらっていません。万が一加入漏れや、掛け額がいつのまにか減額になっていたらと不安になりました。加入漏れになっていても、最低掛け額を会社に請求する事は出来るのでしょうか？

Answer 1

この共済は、事業主が機構と従業員一人ごとに退職金共済契約を締結して、被共済者ごとに掛金は全額非課税で、全額事業主からの拠出だ。

したがって、従業員に額の変更などあえて知らせる必要は無いが、退職金額が増えることを黙っている経営者はいないだろう。

退職時に退職金請求する以外に、従業員がこの契約に口出す権利も義務もない。

Answer 2

いいのか悪いのかは置いといて、多くの中小企業では勝手に減額してます

相談者さんの会社が良心的であったとしても月の掛金が3万円って
ことはないと思います。何ぼか下げられてると思ったほうがいいです。
退職金を潤沢にまわせるような会社は今はすくないでしょう。

多くの社員にとって中退協に入っているのかどうか知らないのが現実です

やめてしばらくしたときに中退協から案内ガ来て初めて知るのだと思います。

この加入は社会保険のような強制加入でもなければ監督している役所もないです
当たり前のように権利を渡せというのは苦しいと思います。

かなり事業主目線でしか運営されていません。
気に入らない退職者がいればその人の言い分を聞くことなく減額できたりします。

あんまり過度の期待をもたれないほうがよろしいと思います。

Answer 3

中退共の掛け金変更は、会社が所定の葉書で中退共に通知しますが、減額の場合は、当該の従業員の承諾が必要です。

増額は自由ですが、勝手な減額はできません。
もし、知らないうちに勝手に減額されたとしたら、会社が貴方の署名を偽ったということになります。

また、数年前から、毎年４月に、個人ごとの掛け金合計表（いくらの掛け金で何か月かけているか）が、中退共から会社に送られ、個人票は、それぞれの個人に渡すように義務付けられています。

加入漏れや、勝手な減額は、それで確認できるはずです。

会社が加入内容の票をくれなかったら、「中退共から送付されているはずだから、配布して」と言ってください。
違法なことをしていない限り、もらえない謂れがありませんが。