解決済み
29才カリスマ美容師になりたいので東京(吉祥寺)に移住しました。 僕は、まだ美容免許も無いですが(美容学校通信1年生)美容室の面接を事如く落ちてしまいます。 大型サロン、個人サロン色々と面接などを受けました。 やはりヤル気や気合いや根性で、僕の年齢では厳しいのでしょうか❓
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美容室経営者です。 厳しいですね。もう少し田舎の人手不足の美容室を受けられた方が現実的だと思います。29歳で美容学生というのでは、かなりのハンディキャップなので、敢えてあなたを採用する理由が無いのだと思われます。 となると、人手に困っている美容室でチャンスを探す以外手段がないでしょう。 「ヤル気や気合いや根性」はわかりますが、採用する側はどうなるかもわかないあなたに、毎月給料を払って採算を取らなければならないのです。しかし、29歳の見習いは雰囲気的にも苦しいものがあり、採用をためらうのも当然だと思います。 それでも人気エリアで経験が積みたいのならいっそ、「給料は一切いりませんから手伝わせてください」と言った方がチャンスはあるかもしれません。
29歳で夢を追い、故郷を離れた行動力、素晴らしいですね! ストレートで専門学校卒で面接に来た若造よりもインパクトがあって好感が持てます(^^) あなたの憧れているカリスマ美容師について、理想像を壊してしまうかもしれない話なので、この先は自己判断でお読み下さい。 「カリスマ美容師」は、20年前くらいまで3K(キツイ、汚い、危険)の代表的な仕事だった美容師の地位を向上させるため、ある有名な表参道、青山などに店舗を構える美容室オーナーが、コンサルティング会社に依頼して作らせた言葉、概念です。 技術のある中堅の美容師達を「カリスマ美容師」として数十のメディアに一気に取り上げさせて、数店のオーナークラスの人間は「スーパーカリスマ美容師」とプレミア性を加え、セレブ感のある表参道付近に知り合いの美容室を呼び寄せブランディングを展開した歴史があります。 カリスマ美容師の「見せる」技術を意識したプロモーション戦略的な仕事ぶりの報道をし、大勢の利用客や美容師志願者を集めるようになりました。 10数年前に使われた「カリスマ美容師」の「カリスマ」というカタカナ語は現在ではすっかり社会に溶け込みましたが、起源はギリシャ語のχάρις(恵み)から来ており、学術的世界で使われていたカリスマという読み方は1990年代後半に「カリスマ美容師」のプロモーション展開がきっかけで一般化し、1999年には流行語大賞となり定着しました。 社会的洗脳ノウハウと、マーケティング戦略から生まれた「カリスマ美容師」という概念は、不自然な就職志望傾向を生み出し、これに憧れる美容師の卵たちが表参道やセレブ地域周辺に集中し、その他の地域の美容師志望をすり減らす状況を作り出してるように思えます。 この流れをよく分かっているオーナー達は、カリスマの幻想は持っておらず、新人採用の際にはカリスマ性の仮面を被せるのに適当な人選を行うので、あなたのように29歳で夢を追う正常な質実剛健タイプの人格はあまり欲しがられない可能性が高い気がします。 あなたの姿勢は正気です。でも彼ら(オーナー達)はイメージとブランディングの世界を作り出すことで利益を生み出す旨味を味わい過ぎています。あなたの正気でひたむきな姿勢は、彼らの心には刺さらない気がしてなりません。 ですので、彼らのブランディング戦略の舞台に乗ることが出来なかった場合には、あなたはあなたの地道な努力で圧倒的な実力を身につけ、イメージ戦略を独自に展開して道を模索するのが王道だと気づくと思います。
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