業務上の車両事故。一方的な給料からの天引きで困っています。

Question

業務上の車両事故。一方的な給料からの天引きで困っています。運送会社に勤めています。
修理工場内で私の不注意からバックの際に後方の車両にぶつけてしまいました。

会社の決まりでは事故にかかった修理代は全額事故を起こした社員の給料から差し引くということで
過去にも今もそのように一方的な月額５万円ずつの天引きを余儀なくされています。

誰も一方的天引きが違法なことは承知といえど、事故を起こした当事者ですから、「嫌なら辞めてもらって構わない」
との会社側の言い分に言い返すことも出来ずに我慢しながら細々と勤務しているようです。

ただし月額５万円の天引きは社員に一切の相談もなく、事故の修理明細の提示も無く、
人身の場合は半年間、それ以外の物損・車両事故は免責の２０万円分を４か月間引かれます。

私自身は納得がいかないので労働基準法２４条と９１条の違反をもって小額訴訟を考えています。
もちろん近日にも退社しますが。

会社は「事故の弁済を社員に全額請求できる」と言い張っています。
ですがそれは重過失（故意・複数回）が認められた場合で、さらに上記のような一方的で社員の生活を無視した高額な天引きは許されるものではないはずです。

私自身は少額訴訟の前に準備として内容証明郵便による違法天引き分の返還を求める内容と訴訟も辞さない内容の文書を送付予定です。

実際過去にやめていった人の中にはこの方法で取り戻した例もあるそうですが、つまり違法性を認識しているからこそ
返還に応じたわけですよね？

にもかかわらず、「事故が減らないから、」という理由だけでリスクを社員だけに全額負担させているこの会社はブラックと言えないでしょうか？
本当なら企業名を明るみにしたいところですが・・・。

私がこの方法で取り戻せてもこ違法な天引きは続くことでしょう。
悪いことは続くもので過去には天引きが始まって間もなく事故が二回続き、計三回分の天引き（月額１５万円）によって
辛い期間を過ごした可哀そうな社員も居ます。
そうしなくては事故は無くならない、と会社は言いますが、事故はそれでも無くなってはいません。
もっと別の、意識改革のような方法が必要に思えます。

このような会社の腹は痛まず社員だけにリスクを負わせ、安月給で辞められない状況、
まさに奴隷のような人材が占めているようなこの会社・・・。

改めさせる方法、またはいっそのこと廃業に追い込む良い方法はありませんか？

Answer 1

＞会社は「事故の弁済を社員に全額請求できる」と言い張っています。
その通りです、請求は出来ます。

ただし労働者側がその請求額に不服があれば会社と話し合うか、審判や本訴で決めることになります。

ちなみに重過失でも、3割とした判決もあります。

勝手な天引きは24条違犯。
91条は賠償金ではなく制裁金なので性質が異なります。

＞私自身は少額訴訟の前に準備として内容証明郵便による違法天引き分の返還を求める内容と訴訟も辞さない内容の文書を送付予定です。

基本的な動きですね。

＞改めさせる方法、
組合作るとか、
組合なら安全衛生に口出しできます。
ただやめるなら関係ないでしょう。

＞またはいっそのこと廃業に追い込む良い方法はありませんか？
安月給で辞められない状況の人がいるのに？