教えて!しごとの先生
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美容室におけるサロンワークでの、カラー剤の作り方を教えて下さい。 よろしくお願いします。

美容室におけるサロンワークでの、カラー剤の作り方を教えて下さい。 よろしくお願いします。

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    ヘアカラーは非常に難しい技術です。傍目には塗っておしまい、と見えるかも知れませんが、実際はただ塗っているようでも細かい技術なのです。 例えば髪の毛は根本と毛先で染まり具合が全く異なります。基本的には根本は地肌に近いため、体温で染まりやすい。髪を明るくする場合は基本的に根本を少しあけて中間部から毛先(髪の傷み具合によっては毛先をあけて中間部のみ塗布する場合もある)を塗ります。根本も同じように塗ってしまうと、根本が異常に明るくなるからです。 しかし、逆に毛染めをすでにしている人で根元から地毛が出てきている場合は根本から塗ります。 しかし、ここで塗布に時間がかかると根本だけ明るくなってしまいます。 ちなみに塗る際に刷毛の角度も大変重要です。薬を多く乗せたい場合は刷毛の角度を寝かせ気味に、塗布量を抑えたいときは刷毛を立たせ気味にする・・・など。 このように薬剤の選定以前に最低限、お客様の要望に対して的確なテクニックを使い分けるようにならなければなりません。 また、カラーは一剤と二剤を混合した時点で化学反応を起こしていますから、素早く塗らなければなりません。 さらに、カラーにはアレルギーなどの原因にもなる化学物質も含まれていますから、基本的には肌につかないように塗ります。(逆に白髪染めなどの場合は地肌にもつくくらいタップリ塗る) ちなみにお客様にヘアカラーをする場合はパッチテストを毎回必ずしなければなりません。絆創膏などにカラー剤を塗布し、それをお客様の腕などにはります。48時間時間後にアレルギー反応が出ていなければ、それで初めてカラーを施術出来るのです。(実際に守っている店舗は皆無ですが) ちなみにカラー塗布もアシスタントの仕事ですが、お客様に入るまでにとてつもない量の練習が必要です。 私も毎日深夜まで練習をし、ようやくお客様に入らせてもらえました。どの美容師もそうです。みんな、理論を必死に勉強し、上司、先輩に頭下げて夜中まで練習を見てもらうのです。 死ぬほどの努力をして初めてお客様に入らせてもらえるのですよ。先ほども述べましたが、刷毛の角度、自分の立ち位置、刷毛につける薬の量、などなど・・・とんでもないくらい細かい項目ごとに練習をするのです。 適切な知識、技術がなければ大きな事故に繋がりますし、それがプロとしての責任だからです。 プロ仕様のカラー剤はそういった技術なり智識なりがあるのを前提で作られていますから、素人が独学で他人に使用するのは絶対に無理です。 どうしても友達のカラーをしたいのならば、市販のやつでやったほうがまだマシに出来ます。 車の免許取り立ての人間がF1カーを運転できますか?F1カーはエンジンなどの素材もメーカーの技術の粋がつまっていますが、素人には乗りこなせません。プロのF1ドライバーオンリーの車です。ドライブテクニック以外にもエンジン知識やマシン知識、ドライビングテクニック知識など、素人よりはるかに勉強しなければならないでしょう。 初心者運転者が乗るなら系乗用車のほうが楽しくドライブ出来るでしょう。難しい知識もいらないし。 言いたいことがわかっていただけたでしょうか?質問者様は免許すら持っていないのに、F1グランプリに出ようとしているようなものなのですよ。 プロの用具が適切な知識、技術があって初めて活用が出来るものなのです。 素人が付け焼刃でどうにか出来るレベルではありません。 今はカラーリストというヘアカラー専門の美容師もいるくらいヘアカラーは奥深い知識です。カキモトアームズ、イマイなどカラーを売りにしているカリスマサロンもあります。 サロンワークのカラーの作り方といっても、カラーの目的、髪質によって全く違う技術、薬剤の選定になります。 とてもヤフー知恵袋程度で説明しきれるものではありません。 カウンセリングをして、明るくするのか暗くするのか、色味はどうするか、髪質はどうか、髪のアンダーカラーは何系統か、肌は強いのか弱いのか、おしゃれ染めか白髪染めか、それともヘアマニュキアか、髪にアクセントをつけたいだけなのか、などなど・・・もちろん施術前に確認しなければならない項目はまだまだ山のようにあります。 そして、膨大なカラー剤のストックからお客様のカウンセリングをもとに自身の知識、経験をもとに薬剤を選定し、色味を混ぜたり、2剤のパーセントを調整したりして混合します。 薬剤のグラム数を少しでも間違うと色味のバランスが崩れてしまい、希望にそえなくなりますから非常に神経を使う作業です。 そして塗布も無駄なく素早く塗らなければムラになります。カラー塗布もカットなどと同じように大変な練習が必要なのです。 どうしてもプロのカラーをやりたいなら美容師になるしかないです。自宅で素人がプロの真似をしても無理です。 分相応という言葉があります。背伸びしすぎては何も得られないばかりか、大きな事故に繋がります。 私は質問者様の質問を見た際に、怖いな、と感じました。カラーを簡単に考えていとも簡単に第三者に施術している。 目に入ったりしたら失明の可能性もあります。髪の毛に取り返しのないダメージを与える可能性もあります。 重い皮膚疾患にさせてしまう可能性もあります。これは脅しでも大げさな事でもなく、実際に事例があるのです。 こういう重大な事故が起きた時に、無免許の人間が何の責任もとれないのに何やってんの?という事になります。 軽はずみな行動をせず、大人としての節度をわきまえた立ち居振る舞いをして頂きたいと願います。

    なるほど:5

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