解決済み
自衛隊の観閲式について 今年の4月から自衛官候補生として海上自衛隊に入隊する者です。 自衛隊在職中に一度でいいので観閲式にでて尚且つ、列の先頭をあるく人か部隊の旗を持つ人になりたいです。 まず観閲式に出れる自衛官はどの様に選別されるのでしょうか? そして選別されたあとどうすれば、旗持ちか先頭で掛け声をして敬礼をする人に選ばれるのでしょうか? 回答の方よろしくお願い申し上げます。
観艦式ではなく、観閲式です。 観閲式の徒歩行進で陸上、海上、航空自衛官が徒歩行進しています。
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陸海空が一同に会して行われる中央観閲式は会場が埼玉県の陸上自衛隊朝霞駐屯地のため、観閲式に参加する部隊は関東地域に展開している陸海空の部隊が主体となってます。(陸海空の受閲部隊総指揮官は慣例で東京の第一師団長) 海上自衛隊の部隊は関東地区では横須賀地方隊・横須賀の第三術科学校・厚木と館山の航空隊・千葉県下総(しもふさ)の第二術科学校の各海上自衛官から編成されていますので、教育隊修業後に関東地区の海自部隊に配属されれば観閲式の行進に参加できる機会は十分にあります。(但し、艦隊勤務ですと無理ですが、観艦式には参加できます) 先頭の海自部隊指揮官は一等海佐が務め、旗手は三等海曹~二等海曹がなり、衛兵の5名は海士長となってます。 選抜基準は毎回、海自の各部隊での輪番制となり、地方隊の次は術科学校とか航空隊とかで順番に受け持ち部隊が決められています。 旗手と衛兵の人選は勤務成績が優良で品行方正な隊員とされ、素行が悪い者は当然、除外されます。さらに、身長が175cm以上で眼鏡をかけていない、身体強健な者とされていますので、海上自衛官の代表みたいものですね。 それに加え、指揮官を除き、年齢制限もあり、先頭指揮官は各部隊の隊司令で、旗手は20代後半からの30代前半の中堅海曹で、衛兵は当然20代となってます。 防衛大学や一般大学から江田島の幹部候補生学校を卒業して幹部自衛官になりますと通常は40代後半から50代前半で一等海佐になれます。 旗手の海曹は自衛官候補生出身では普通は20代前半でなれますが、昇進が遅い人でも20代後半です。海曹候補生出身も20代前半で昇進しますので可能となります。 衛兵の海士長は自衛官候補生ですと普通にいけば3年で昇進しますので20代前半ですから可能性大となります。 しかし、体型・体格・成績・素行・年齢・階級と全てを満たさないと部隊の先頭を行進できないのですから努力だけでは乗り越えられない高い壁であると言えます。 1964年(昭和39年)の東京オリンピックの時も各国選手団の入場行進の前にオリンピック旗の最初の行進があり、純白の制服を着用した海上自衛官の指揮官を先頭に同じ海自の6名の衛兵がオリンピック旗を手で掲げ行進しました。この時の指揮官は防衛大1期生の一等海尉で衛兵は海士長でしたので、人選の基準はおそらくこの頃の基準を踏襲しているのではないかと思われます。また、各国選手団の前で国名の掲示板を持ち行進したのは防衛大学生でした。現在の世相では考えられない光景です。(youtubeで見れます)
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