解決済み
地方国立大工学部電気科の者です。来年研究室に配属されるのですが、研究室によって就職に差はでますか?また、専攻によって差は出ますか?例えば、エネルギー関係は就職がよくて、半導体は悪いなど。 もし出ないのなら、楽なところでもブラックなところでも就職のチャンスは同じでしょうか? あとひとつ、プラズマエネルギーってどうでしょうか?需要ありますか? よろしくお願いします!!
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基本的には、研究室による差はありません。 技術系総合職の就活は、推薦応募か自由応募になりますが、推薦応募は学校推薦または学科推薦と呼ばれ、研究室単位ではなく学科単位です。 また学部卒・修士卒までなら、専攻分野まで問われる事はありません。 ただし研究室単位での就職先を比較すると、実際には大手比率の高い研究室と、そうでない研究室が見られることもあります。これは、研究室配属希望が重なった場合、成績順に希望が通ることが多いので、特定の人気のある研究室に成績上位者が集中するためです。 個人的意見としては、研究室は自分の一番興味のあるテーマ、チャレンジしたい分野を選ぶのが良いと思います。 工学部電気系であれば、特に修士卒なら、かなり高い確率で大手企業に就職できます。地方国立でも、大手企業、または大手本体と同等待遇のグループ企業、などに就職しています。しかしその企業における基幹研究部門(研究所)配属は、正直、厳しいものです。設計開発・生産技術部門への配属も多く、サラリーマン的に重要な「給与・福利厚生・働き甲斐・昇進」などは研究部門と同等ですが、学会発表などの機会は制限されます。つまり学会で他の研究期間の方と交流を持ったり、国際学会に挑戦したりするチャンスはもしかすると大学院修士課程が最初で最後かもしれないですから。そういうことに興味があれば、の話ですが。 あと、研究室によって、教官の指導力、研究室内の活気、学会発表・論文投稿に対する熱心さ、などに差があります。そこは重要かな、と思いますね。 先輩(院生)がテキトーなので、ダラダラとお喋りしたり、楽に済ませよう、という雰囲気になってしまう研究室と、 先輩がグイグイ引っ張ってくれて、チーム全体で研究成果を出して国際学会に行こうぜ、みたいなアクティブな研究室と、 あります。 やはり後者の方が良い環境ですよ。就活では、学会発表などの実績もアピール材料になりますが、面接でも、研究に対する取り組み方、理解度、創意工夫した事例、などが聞かれます。 また活気のある研究室では、輪講でも技術的なディスカッション・ディベートが熱心に行われますが、そこではプレゼン能力や論理的に説明する能力が養われます。そういった様々な面で、研究室で過ごした1年間(または3年間)が活きてくるはずです。 そういう見方で、貴方の学科の各研究室を比較してみては如何でしょうか。 プラズマエネルギーについては良く知りませんが、強電、インフラ、エネルギー関係は、安定した需要がありますよ。プラズマエネルギーがどうか、と言われると分かりませんが、そこまで細かい専攻は問われませんから、就職には強いと思いますよ。 理系の学校推薦については、この方の知恵ノートが最高ですから、是非とも一読をお勧めします。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n230107
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