障がい者福祉施設や老人介護施設での勤務について。 この職種はなかなかの重労働ですが、介護者自身が歳を取っても勤務は可能…

Question

障がい者福祉施設や老人介護施設での勤務について。
この職種はなかなかの重労働ですが、介護者自身が歳を取っても勤務は可能ですか？また、たとえば60歳が定年なんですが、定年まで勤務が可能なのか。
質問者は高卒で特に資格はないと考えて、お答え下さい。
もしくは、今後このような資格を持つと長く勤務は可能かということもお教え下さい。
進路指導の相談を受けて、以上のことが不安なので、質問させていただきます。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

介護施設の方で答えさせてもらいます。
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設施設、有料老人ホーム、ケアハウス、グループホーム、デイサービス、デイケアなど施設にもよりますが正社員だと休みがシフト制で不規則になったり、夜勤があったりとハードではあると思います。
また、20代～40代の職員が多いです。非常勤やパート勤務であれば別ですが。
あと、給料面でいうとなかなか厳しい世界ですね。
また、介護技能をしっかり身につけておかないと、無理な姿勢で介助を続けるため腰痛などすぐに引き起こしてしまうと思います。

私は現在、デイサービスで生活相談員をしています。社会福祉士の資格を持っていますが、現場に出て、介護することも多いです。ただ、日々ご利用者やご家族と接する中でやりがいはかなりあります。残念ながら社会福祉士の資格価値を報酬で見出すには厳しい世の中です。

ホームヘルパーの資格も今年4月から「介護職員初任者研修」に変わりました。今回の変更で現場での実習が省略されたものになっていますが、今後のことを考えてまず基本知識を身につけるにはいいと思います。
定年まで勤務されるなら、ケアマネ―ジャーの資格を検討されてはどうでしょうか。
ただ、すぐ受験資格がもらえるわけではないので介護施設等の経験5年が必要です。やはり現場の経験は必要です。
ケアマネージャーであればケアプラン作成や訪問等が仕事のメインなので長く勤められるのではないでしょうか。

思うような答えになっていないかもしれませんが、
介護現場がかなりの人員不足であることは事実です。
しかし、募集があるから働くのではなく、人ひとりの人生の後半に携われる素晴らしい仕事だと思って働きたいと思っています。
介護に必要なものは学歴ではなく、「優しさ」「丁寧さ」につきると思います。
誰もが高齢になって、病気になっても人として優しく接してほしいからです。