解決済み
【出版社の編集者は半分に減る?】 5年ほど前、講談社の編集の方に、「出版社の編集者は、電子書籍の成長や、本の売上の降下のために、10年後には半分に減るだろう」とおっしゃっていたのですが、それから5年経った今、どうなったのだろうと思い質問させていただきます。 積極的に電子化に参入している出版社もありますが、書籍の中身提供みたいな感じになっちゃっているように見えます。 現在はどんな感じなんでしょうか?
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大手出版社さんからお仕事をいただいている、編集プロダクションの者です。講談社と仕事をしたことはないのですが、確かに以前より「編集者」は減っているような気がします。今までは編集者がディレクションをし、ライティングのみを請け負うことが多かったのですが、最近は「企画もテンションもすべてお任せ」という仕事が増えました。うちの上司は「ディレクションのできる編集者が少なくなった」と嘆いております。 電子書籍は「電子」といえども書籍ですから、出版社が食らいついていける部分はあります。あれで本当に戦々恐々としてるのは、印刷会社や取り次ぎでしょう。それより怖いのが「情報誌の存在価値」が低下していることです。グルメガイドや旅行雑誌は、どんどんインターネットに押されています。リアルタイムの情報がどこにいても無料で手に入るんですから、書籍に勝ち目はありません。 旅行情報誌がWebにシフトする→情報誌は売れれば出版社に金が入るが、Webは無料で見れるため出版社に金が入らない→掲載する場所や店舗から掲載料を取る→営業主導になる→営業主導で企画が決まる→編集者が育ちにくくなる→ますます営業主導になる という悪循環もあるのかなと思ったり。
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