医系技官もキャリアと言われるそうですが、東大法学部卒のキャリアと比べると、出世や給与の面で違いはあるのでしょうか？

Question

医系技官もキャリアと言われるそうですが、東大法学部卒のキャリアと比べると、出世や給与の面で違いはあるのでしょうか？

補足

医師免許を持ってたら、国1を受ける必要はないときいたのですが・・・

Answer 1

医師出身でも国家公務員試験総合職の試験を通って厚生省などに勤務するものが居ます。これはれっきとしたキャリアです。

出世については事務次官を目指せる文系のキャリアに比べ、最高のポストが局長級でそういう意味では微妙です。
でも初めの10年間は通常のキャリアと同様にどんどん出世しますし、東大法のキャリアでも局長止まりもそれ以前に辞めざるを得ないものも多く居ます。実質変わらないと思って良いです。

給与についてですが、医師の資格を所有し、医師として仕事をすると手当が付きます。医師として働くのに比べれば安いですが通常のキャリアより沢山もらえます。

補足について
厚生労働省の国一とは別に採っている医系技官があるのですね。実は別の試験しているとは知りませんでした。申し訳ありません。
９月頃に筆記試験と面接があります。国一より短い日程ですが防衛省一種等と同じ様な、国一と同等レベルの試験だと思われます。

調べてみましたが、医師国家試験及び歯科医師国家試験を合格後、それぞれ、２年及び１年の臨床研修を終えた者が９月に採用試験を受けるので、通常の東大法学部に比べて医師で５年、歯科医師で４年遅れます。
その後のキャリアパスは１年目から係長として、４年目に補佐、専門官級、１６年目に企画官または室長になるようです。
この速さは通常の国一に比べて２年ほど速いのである程度遅れは解消されるようです。
また、この速さは十分キャリアと同等といっていい速さです。

最終的には全員では無いでしょうが、部長や局長まで進む様です。

給与は行政職俸給表（一）が適応され、通常のキャリアと大差ない様です。防衛医官などが適応される、医療職棒給という物もあり、破格なのですが彼らには適応されないようです。