なんともいえませんが・・・。 検察事務官から副検事になるには、そもそも事務官に採用されなければなりません。 それはそれで、勉強したりしなければなりませんし、ロースクール生くずれのような人も受験しにくるので、そこまで甘い試験ではないでしょう。 見事事務官に採用された場合、副検事考試を受けるには、検察事務官2級になって3年経過していることが必要になります。 したがって、事務官としても一生懸命勤めながら、さらに余暇で勉強することになるのでかなり大変です。 他方、司法試験から検察官のルートですが、一般的なルートだとすると、ロースクールに2年(既習)通って、受験し、司法修習を経なければなりませんから、少なくとも3年かかります。 もちろん、司法試験に合格する必要があるので、刑事系のみならず、民事や公法も勉強することになります。 司法修習では、検察教官に検察官を志望している旨を伝え、司法修習中に行われる起案でよい成績を残さなければなりません。 この起案が結構曲者で、割合たくさんありますし、結構勉強しなければなりません。 しかも、司法試験ルートだと、司法修習の1回しか任検のチャンスがないといっても過言ではないので、司法修習中は気を引き締めてかからねばなりません(司法修習は、結構飲み会などがあり、勉強するのは大変です)。 色々といいましたが、 スピードという面では司法試験ルートが早いです(早ければ、26歳ぐらいで任検)。 チャンス面でいえば、事務官ルートがいいです。司法試験ルートはほぼ1回しかチャンスがありません。 難易度は、甲乙つけ難いです。 私としては、司法試験ルートのほうがまだましではないかと思います。 事務官として日々の仕事をしながら勉強するのは、途方もない苦労があるはず・・・。 司法試験ルートの場合、ロースクールというガッツリ勉強できる期間がありますし、私の感覚では、そうれなりに優秀で、それなりにガッツのある人で、起案もキチンとした成績を収めていれば、割合任検希望が通っているような気がします。 いずれのルートにせよ、一旦はじめてしまえばやり直しが難しいですから、よく考えてください。 お役に立てれば幸いです。
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