QCサークルで品質について発表しなくてはいけなくなりました。 最終の到達点は後工程に対して業務が円滑に行える事とと思っ…

Question

QCサークルで品質について発表しなくてはいけなくなりました。
最終の到達点は後工程に対して業務が円滑に行える事とと思っているのですが。
QCに詳しい方、何かよい進め方や方向性についてアドバイスお願いします。

補足

回答ありがとうございます。補足遅くなりすみません。
うちは製造業部品を生産し、私は間接部門に所属しています。発表会は会社運営に直結し役員の前で発表します。
間接部門なので後工程に迷惑をかけない作業効率の向上がのぞましいかと思っています。おっしゃられるように品質を向上させるには？？幅広い品質の言葉にいきずまっております。。。

Answer 1

零細企業から大企業まで複数の会社でQC推進活動を経験した者です。

>何かよい進め方や方向性についてアドバイスお願いします。

その発表会自体のレベル（出席者の雰囲気）、質問者様のレベル（知識レベル）等で進め方や方向性は全く異なります。

会社の規模を問わず、QC活動が何十年と継続して行われた結果、QC活動の内容（報告）が極めて高度になっていることもありますし、大企業でも部長クラスから出席者までQC(品質管理）の初心者ばかりで活動内容（報告）自体が殆ど無意味ということもあります。

①そのQCサークル（発表会）は会社の運営に直結する（会社の利益等、金額換算で比較する）タイプなのでしょうか？それとも品質管理のお勉強（何らかの比較はするものの、金額換算では比較しない）タイプなのでしょうか？

お勉強タイプのQCサークル（報告）であるなら、全てがQCの勉強や訓練なので、質問者様が思うがまま・・・の発表でよいです。初心者なら最初はメチャクチャな報告でもなんら問題ありません。継続して参加することにより、従業員である質問者様が発表会の進め方や発表内容の濃さについてご自身で理解を深めていくことが品質管理や品質向上に重要なのです。ましてや、このような質問内容は本来、社内の上司や先輩に教えを乞うものであって、ここ（知恵袋）でなされるべきものではないと思います。

会社の運営直結タイプのQCサークル（報告）であるなら、全てが金額換算で報告されます。業務が円滑に行える・・・ことにより、”1年間”で1000時間の無駄が省けた（あるいは予防できた）場合、1000時間×その作業に係る労働者の労働単価 （製造業等では5000円～20000円ぐらいで個々の会社で決まっている額です）の利益向上、あるいは、その時間で生産できる製品個数による収益額、または損失防止額として発表します。 （自身の行った活動が金額で示せれば、会社にどれだけ貢献できているが極めて分かりやすい訳です）

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②質問者様の仰る”後工程に対して業務が円滑に行える事”という意見は品質向上より作業効率の向上の面が極めて強いのですが、その中で品質の何について発表しなくてはいけないのでしょうか？

品質といってもISO9001のように品質の記録もあれば、製品固有の品質、作業品質等もあり、非常に幅が広いものです。一般的には品質向上を狙うことにより、なにかにつけ時間が掛かったり、追加でモノがいる（＝労務費や経費が増加して会社の利益が減る）ため、品質向上は作業効率向上やコストダウンと切っても切れない関係を持ちますが、あくまで品質、作業効率、コストダウン等は別の次元で扱わなければなりません。（初心者は混同しやすいので注意が必要です。）

質問者様の仰る”後工程に対して業務が円滑に行える事”は極めて正しいことではあるのですが、この文において品質に関するアドバイスを求めるのであれば、少なくとも生産している製品は何か？の情報がほしいところです。

ご希望の回答になっていないと思いますが、報告張ってください。

<補足への回答>

製造業で会社運営直結型であるなら、上記に書いたとおり報告（発表）は全て収益に結びつく金額換算で行うだけのことです。例えば、更なる検査のために1000万円の測定器が必要であっても、その測定器を購入することにより年間の収益が200万円以上になるなら、臆することなく報告する・・・だけのことです。（1000万円の設備投資を5年間の償却期間で割ると年間200万円以上の収益に寄与しないと会社の損失となります。）初心者だと金額が大きいことにビビってしまいがちですが、経営者(役員）は収益（或いは予想される損害額）の金額で判断することを理解しておけば何も怖くはありません。製造業では品質確保と財務分析は極めて密接な関係があるのです。

Answer 2

物を作っているのではないなら、後工程業務からのクレーム、要望を頭にしたサカナの骨を書いて、その原因になるモノを全て書きだす。（C)
次に、それを解消する方法を考える。（P)
その方法でやって見る。（D)
結果をもう一度後工程から吸い上げる（C）

このサイクルを何度も回して後工程からの要望がなくなればQC活動は成功したと言える。